AOR
お陰様で新作CD、細々とではありますが、温かい反応を頂いており、本当に励みになります。どんなものでもそうですが、世に出るまでは、受け入れられるだろうか、とか、色々不安があるものでして… 国分寺・立川の老舗レコード店の珍屋さんでは素晴らしいレ…
ひっそりとリリースされていたスティーヴン・ビショップの新作『be here then』。もう62歳なんですね。バーコード付きでアマゾンでも流通しているけれど、ほぼ自主リリースの体裁。CD Babyなんかで売ることを前提としたような盤かな。ダウンロードが主流な世…
/ On Again Off Again ( BIGPINK / 1978 )日本向けにエグイ再発モノを出してくれている韓国ビッグピンク。これはAORファン向けかな。惜しくも2010年に61歳で亡くなったヘンリー・ギャフニーの名盤。最近はAORものも流石に値崩れしてきて、一時期は4000円くら…
/ Demonstrations ( Cool Sound / 2011 ) アンディ・ゴールドマークと言えば、ゲイリー・アッシャーのプロデュースで1973年にリリースされたセピア色のSSW名盤『Andy Goldmark』がカルト的な人気を保っている。個人的には名盤探検隊シリーズで初めて購入…
/ Same ( 20th Century / 1978 ) ユニオンでシュリンク付きカット盤が300円で売っていた。こんな安レコばっかり買ってますよ…レコード会社20th Centuryで1978年と来ただけで、AORものに間違いないなと思って購入。バリー・マニロウみたいなピアノマン・スタ…
/ Sleeping With Girls ( BIG PINK / 1985 ) 韓国ビッグピンクのリイシューでこんなものが出た。SSWやソフロ、スワンプだけでなく、AOR系も押さえてくれるんだな、というビッシュことスティーヴン・ビショップ。フィリピンでのみ1985年にリリースされたとい…
/ Same ( Roulette SR-3018 / 1977 ) 今日は昼から自転車に乗って、井の頭公園に寝っ転がりに行く。流石にまだ暑いけれど、木陰はそうでもないかな。サンドイッチをかじっていると、ジャージ姿のおじさんがベンチに近づいて来て、ゴミ拾いをしてくれる。よく…
/ No Place To Fall ( Victor VIZP-68 / 2008 ) J.D.サウザーのメーリングリストに入っているんだけれど、10月にダウンロード限定で初のライブ盤が出るとの事。ビートルズに負けず、オールド・アメリカン・ロックも気になる作が色々と。ジョン・フォガティの…
/ Love In Tact ( Victor / 1985 ) 今日はヤクルト・巨人戦に行ってみて。幸運にもバックシート裏1列目の席ってのを頂戴したもので。はるか昔は野球オタクだったけれど、最近はめっきり。「クルーンの球はえーな」とかいったレベルの、とりわけどちらを応援…
/ Back To Your Star ( TACM-0007 / 2009 ) ビル・ラバウンティが単独公演で来日するってことで。マア、行きたいけど行けないような気がしてならないのだが…久々の新作は入手しました。デヴィッド・フォスターのトリビュート作『Fly Away』ではピーター・セ…
/ Bottom Line Encore Collection( Velvel 47403 / 1999 ) ケニー・ランキンが亡くなったとのこと。6月7日。かなり動揺している。何しろ昨年コットンクラブでライブを見たばかり。多少、年齢から来る衰えは感じたものの、唯一無二のスキャットを、最前列かぶ…
/ Fly Away THE SONGS OF DAVID FOSTER ( CSCD-0209 / 2009 ) かなり更新を休んでしまったけれど。デヴィッド・フォスターのトリビュート集。本人および関連人脈総参加ってのもあり、質は高い。北欧メイドと言うのが、彼の地での着実なアダルト・コンテンポ…
何ともゴージャスな一枚。“ヒットマン”である彼のキャリアを総括する内容のコンサート中継盤。来年ボートラ1曲付きの国内盤が出るようだが、待ち切れずCD+DVDの輸入盤を購入。ちなみにリージョンフリー。デヴィッド・フォスターと言うと、過剰なアレン…
/ Same ( Epic KE33337 / 1975 ) “Brandy”のヒットでお馴染みのルッキング・グラス。”Brandy”はボブ・ディランも好きな曲に挙げていました。そのルッキング・グラスのリーダーだったエリオット・ルーリー唯一のソロ作。エピック1975年のリリースで、なぜCD…
/ Mind Dusters ( 1968 ) 最近どうも余裕がなく。ケニー・ランキンのライブに行ったのも先週の日曜か… 個人的にはブルーノートで1回、昨年コットン・クラブで観ているから今回で3回目となる生ケニー。今回はウッドベースもナシの弾き語り。今年で68歳を迎え…
/ Live ( 2007 ) カーラ・ボノフの2枚組みライブ。思わず手に取ってしまった盤。完成度が高く、時折聴いている。2005年には渋谷のライブハウスDuoにも出演したが、その際の音源も1曲収録。 カーラは寡作の人。リンダ・ロンシュタットに曲提供したことがキッ…
/ It’s in Everyone Of Us ( Chrysalis / 1978 ) ピーター・ポール&マリーの紅一点、マリーのソロ作。デヴィッド・ポメランツの名曲がタイトルになっているが、彼のアリスタからの3枚目、1975年作をプロデュースしていたヴィニ・ポンシアが本作を手がけてい…
/ Saudade (OEM-00035-5 / 2007 ) 数年ぶりの旅行、沖縄から帰還。三線を購入。帰宅して弾いてみると、なんだか魔法が解けたかの様に同じ音がしない。レコ屋では登川誠仁の「収納奉行/稲しり節」(1977)のシングル盤を購入。収納奉行(しゅぬぶじょう)と…
/ Mecury Shoes ( RCA AFL1-3420 / 1980 ) ジェシ・バリッシュと言えばジェファーソン・スターシップに”Count On Me”を、そのメンバーであるマーティ・バリンに歌謡曲的な”Heart”のヒットをそれぞれ提供した人物。”Heart”という楽曲、ワムの"Careless Whispe…
/ Between Friends ( First American MM9053 / 1981 ) あけましておめでとうございます。本年も引き続き細々とではありますがレコードレビューを続けていくつもりです。昨年末は芸能・音楽界もJB・青島はじめ惜しい人を失いました。戦後ポピュラー音楽の立…
/ To Make The Night Complete ( jmh records / 1976 ) インディアナの700WESTもの。1976年リリースの作品だが、CDで聴いてみると自主臭が漂っていて、メジャーレーベルものの洗練とは一線を画している。ただし、Pre-AORテイストを求める向きには実にタマ…
/ The Truth Of Us ( Pacific PC4302 / 1980 )ゴッドファーザー・オブ・ソウル、ジェイムス・ブラウンの死。痛い。数年前のチャック・ベリーとのジョイント、双方老齢ゆえ30分ぐらいのステージだったらしいが行けばよかったと激しく後悔。S&Gを手がけたロイ…
/ Sibling Rivalry ( 1976 ) / Jubilation ( 1977 ) ローワン兄弟と言うと、ピーター・ローワンのイメージからかどうしてもカントリー色が強そうだと思われてしまうのだが、エレクトラから出たこのセカンド・サードの2作は弾むようなポップソウルが収録されて…
/ A Christmas Album ( Rankin Music / 1999 ) そろそろクリスマスの時期ですね。ホリデイアルバムと言えば、ベテラン歌手がご褒美に作らせて貰える盤。作らせてもらえない歌手は自分で作ったりします。スティーヴン・ビショップもそうでしたが。さて、ここで…
/ Silver Morning (Rankin Music Productions / 1975 ) 唯一未CD化だったケニー・ランキンの名盤『Silver Morning』が、かつてクリスマスソング集『A Christmas Album』を出した自身のレーベルRankin Music Productionから待望のCD化。ほんと待ってまし…
/ I Run With Trouble ( CBS 36398 / 1980 ) 1982年ジミー・ウェッブの名盤『Angel Heart』収録の”Our Movie”(グレン・キャンベルのレコードもある)ではグラハム・ナッシュと共に、忘れがたい清涼なコーラスを聴かせてくれたリア。コレの雛形がセカンド『I…
/ Same ( Columbia 35778 ) 2枚持っているレコードってのはそうそうない。そんなお気に入りのレコードの1枚だったのがリア・カンケルのファースト。セクションの名ドラマー、ラス・カンケルの元夫であり、ママス&パパスの“ママ”・キャス・エリオットの妹(…
/ Without Rhyme Or Reason ( GRP 9518 /1980 ) キース・ジャレットの実弟、スコット・ジャレットの唯一作。これがSSWファンにはたまらない内容。CDで愛聴してきた盤だったが、先日100円箱でLPを発見し、思わず買ってしまった。GRPということで、デ…
/ Reddy ( Capitol SO11949 / 1979 ) あまり紹介される機会のないヘレン・レディの79年盤だが、これがなかなかメロウなグッドAOR!(ディスコ曲も含むが、暑苦しさがないのでAORとしても聴ける) ヘレンの盤は当たり外れが少ないとは言え、イマイチな…
/ Live In Salt Lake City (Brilliant BT33092 / 2004) これぞアメリカ人、とでもいいたくなるような風貌の元シカゴ、ピーター・セテラ。イーグルスのドン・ヘンリーとかと同種の伊達男である。このライブ盤、2003年にシンフォニーオーケストラをバックに行…