2019-01-01から1年間の記事一覧
*[フォーク] Peter , Paul and Mary / 10 Years Together The Best of Peter , Paul and Mary ( Warner / 1970 ) 気付けば年末…毎年こんなことを言ってる気もしますが。昨日は三鷹の愛すべき中古レコード店パレードをいつも通り訪ねると、お店に置かせてもら…
*['60-'70 ロック] Harry Nilsson / Losst And Founnd (Omnivore /2019) 前回リンゴを取り上げたから、というわけではないけれど、1994年に52歳の若さで亡くなったハリー・ニルソンの未発表アルバム。タイトルは表題曲”Lost And Found”を思い入れたっぷりに…
*['60-'70 ロック] Ringo Starr / What’s My Name (Ume / 2019) 何気に順調なリリースを続けている御歳79になられたリンゴ・スター。2010年代に5作ですか。平均すると2年に1回のペース。出る度買ってますが、ほとんど金太郎飴状態、でも毎回買ってしまうとい…
*[コラム]『キッス・オブ・ライフ』外伝① 山本剛トリオを聴く 加奈崎さんが私財を投じて古井戸が世に問うたのが1975年にCBSソニーからリリースされた名作『酔醒(よいざめ)』。しかしこの、時を経た90年代に再評価された屈指の名盤も、当時は1万5千枚しか売…
*[コラム] レコードコレクターズ誌に書評が出ました 11月15日発売のレコードコレクターズ12月号に加奈崎芳太郎『キッス・オブ・ライフ ジャパニーズ・ポップスの50年を囁く』(明月堂書店)の書評が載りました!(「軽妙なラジオの語り起こしと濃密な全アル…
*[コラム] 札幌のレコード屋 加奈崎芳太郎50周年記念コンサート行商の翌日、19時の飛行機までの間は…というと、書店のチェックと、レコードしか思いつかなかった。東京にいてもやることは一緒。書店はといいますと、札幌駅近くの紀伊國屋書店で発見!面出し…
*[日本のフォーク・ロック] 古井戸を見た! またしても久々の更新。ここのところ魂の抜け殻のような感じでもあり。何しろここ1年は加奈崎芳太郎著『キッス・オブ・ライフ ジャパニーズ・ポップスの50年を囁く』(明月堂書店)に関わる制作作業で怒涛の日々だ…
*[日本のフォーク・ロック] 加奈崎芳太郎『キッス・オブ・ライフ ジャパニーズ・ポップスの50年を囁く』(明月堂書店)いよいよ発売!! 古井戸の加奈崎芳太郎が自らの音楽人生と日本のポップミュージックの歴史を30万字にわたって語り尽くすファン垂涎の一…
*[SSW] Jimmy Webb / Slipcover (BMG / 2019) 全く話題になる気配がないけれど(笑)、ジミー・ウェッブの新作。20年前、あの日のジミー・ウェッブ・ファンは今どこで、何をしているのだろう? 2000年代に入って再びシンガー・ソングライター・モードに入…
*[ボーカル] Doris Day / Doris Day’s Greatest Hits (Columbia / 1962) ドリス・デイ、そういえば今年5月に97歳(!)で天に召されましたが。米コロムビアからリリースされた『Doris Day’s Greatest Hits』を三鷹パレードさんで見つけたので買ってみた。195…
*['60-'70 ロック] Blue Rose / Same (Epic / 1972) 60年代や70年代のレコードを中心に聴き続けているけれど、まだまだ知らない盤がある。70年代初頭のエピックは1枚きりの無名バンドのレコードを沢山出していて、その殆どが当たり、ということに最近気がつ…
*[SSW] Buzz Rabin / Cross Country Cowboy (Elektra / 1974) リンゴ・スターのカントリー好きは有名だけれど、それというのも、ロカビリーの中にふんだんに含まれているカントリー/ヒルビリー成分に感化されていたということだろう。リンゴ同様、カール…
*[カントリー] Willie Nelson / Willie Nelson’s Greatest Hits (& Some That Will Be) (Columbia / 1981) ウィリー・ネルソンですよ。現在御歳86歳ですか。この時からお爺ちゃんのような風貌だから、今もあまり見た目のイメージは変わっていない。カントリ…
*[ソフトロック] The New Colony Six / Revelations(Mercury / 1968) ニュー・コロニー・シックスといえば、60年代後半に活躍したシカゴ出身のソフト・ロック・バンド。ソフト・ロックといっても、60年代のマーキュリーのB級バンドのガレージ色も当然ある…
*[フォーク] Rolf Cahn & Eric Von Schmidt(Folkways / 1961) 天気がいいとなかなかゴキゲン。唐突ながら、今年で40歳になってしまう。ジョンが亡くなった歳ですよ。色々と思うところはある。しかし我々の世代(という言い方も我々くらいまでしか通用しな…
www.youtube.com *[ライブ] miya takehiro 2019ワンマン & BIRTHDAY LIVE(渋谷 JZ Brat / 2019.5.12) 昨日は、ウクレレ片手に全国のフェスやライブハウスを盛り上げているmiya takehiro 2019ワンマン & BIRTHDAY LIVEを観に渋谷 JZ Bratに。もしかしてラ…
*[SSW] Daniel Kwon / Little Koalas (Bela Slovik r-02 xox / 2019) 個性派SSWのダニエル・クオン(Daniel Kwon)待望の新作『Little Koalas』はナントまさかの45回転7インチシングル!アナログに並々ならぬ思い入れを持つ彼ならではのセレクトとも思え…
*[コラム] シアトルの中古レコード屋 1か月ぶりの更新。気付けば新年度、慌しくも街中はフレッシュな活気に満ちておりますが。年度を跨いで10日間、仕事でアメリカ・シアトルへ。アメリカには大昔住んでいたことがあったけれど、今回行ったのは20年近くぶり…
*[日本のフォーク・ロック] 細野晴臣 / HOCHONO HOUSE(Victor / 2019) ホソノさんの新譜。しかもソロ1作目『HOSONO HOUSE』の完全セルフ・リメイク(プロデュース、ミックス、ボーカル、楽器)という趣向。でもこの辺の感じが「いま」が時代の転換点であ…
*[SSW] Lindy Stevens / Pure Devotion (Decca / 1972) 最近何気なく買ってみて感動した盤。リンディ・スティーヴンスというミルウォーキー出身の女性ジーザス系シンガーソングライターの唯一作。ダニエル&マシュー・ムーア兄弟の参加も目を引く(プロ…
*[フォーク] Guy Carawan / The Best Of Guy Carawan(Prestige / 1961) 2015年に87歳で亡くなったガイ・キャラワン(1927年LA生まれ)。この人が公民権運動のアンセムとしてジョーン・バエズ他が歌った”We Shall Overcome(勝利を我等に)”を歌い始めた人…
*['60-'70 ロック] Joey Stec / Same( Playboy / 1976) スワンプの宝庫としばしば言われるプレイボーイ・レーベルより(あのプレイボーイが持っていたレーベル)。1976年にリリースされジョーイ・ステックの名盤。世界的にカルトな人気を誇るミレニウムの…
*[日本のフォーク・ロック] OFF COURSE / オフコース・アンソロジー(東芝EMI / 1977) 小6で“ラブストーリーは突然に”が大ヒットして小田和正を意識して以来、まあ正直隠れ小田マニアみたいな感じで。参加作とか提供曲も全部集めるみたいなことをやってきた…
*[フォーク] Fat City / Reincarnation(Probe / 1969) 芽瑠璃堂の実店舗が復活するというニュース。いいですね~。今実家が吉祥寺なのだけれど、私が認識した時点では既に芽瑠璃堂もぐゎらん堂も存在しなかった。いせやはもちろんあったし、「のろ」や喫茶…
*[ソフトロック] Jonah / Same(20th Century / 1974) 先日ブログに書いたビクターの70年代初頭のスピーカーだけれど、それ以後も手入れにそれなりの時間を要しまして。まだ接点不良があるようだったので、再びバラして出来る限りの接点復活を試みたり、あ…
*[フォーク] Josh White Jr. / Same(Vanguad / 1978) ジョシュ・ホワイトといえば、アメリカン・フォーク界の黒人ソングスターみたいな人。1914年に生まれ、1969年に55歳の若さで亡くなっている。ディランからPP&M、そして彼らより年長のピート・シーガー…
*[コラム] スピーカーの至福 最近焦ったことを幾つか…まずは芽瑠璃堂マガジンでリンクして頂いている、2005年からやっている拙ブログ、はてなダイアリーに開設していたのだけれど、2019年1月末でサービス終了なのだという。2月に気付いたけれど。こういう時…
*[AOR] Kenny Rogers / What About Me?(RCA / 1984) 前回ジェイムス・イングラムを取り上げた後、SNSで彼のファンを公言している人が結構多いことに気が付いた。そんなわけで、カントリー・シンガー、ケニー・ロジャースのAOR名盤『What About Me?』を久々…
*[ソウル] James Ingram / The Best Of James Ingram The Power of Great Music(Warner / 1991) ジェイムス・イングラムが亡くなったとのこと。ミシェル・ルグラン・ショックからも立ち直れないままで。ルーサー・イングラムのお兄さん。そのジェイムスが…
テキサスのシンガー・ソングライター、ボビー・ブリッジャーの1973年RCAからの2作目。60年代後半にはカントリー寄りのレーベル(何しろロイ・オービスン、クリス・クリストオファスン、トニー・ジョー・ホワイト、そしてディキシー・チックス!)という印象…