2007-01-01から1年間の記事一覧
/ インスタントコーヒー ( 2007 ) とうとう、出ましたか、と言う感じ。「大野由花」名義ではなく「Jay」名義での再スタートの1曲。切ないメロの佳曲に仕上がっている。 彼女、2002年に真心ブラザーズの桜井秀俊とのデュオ「ロゼッタガーデン」としてデビ…
/ ベストコレクション「歌祭り」3( 自主 / 2007 ) 今年も色々ライブに足を運んだわけだが、後半で印象に残ったのは35年振りの日比谷野音ライブを実現させた岡林“御歌囃子”信康の「狂い咲き2007」か。NHK−BSでも「次回はパンパースを忘れずライブに来…
/ Bar Starlight ( テイチク / 2006 ) 紅白出場も決まった演歌・歌謡曲界の売れっ子作曲家の自演盤。親に捧げたM-12“吾亦紅”(離婚を報告する歌詞がビビる)が有線でジワジワ売れ続けて、オリコンでも20位以内にランクインってんだから大したモノ。 小柳ルミ…
/ Full Circle ( 2007 ) ロジャニコ!バカラック来日なんてどうでもよくなる(失礼!)ほど嬉しい新作。メリンダ・マクレオド、マレイ・マクレオドとのトリオ「スモール・サークル・オズ・フレンズ」としては、A&Mにおける名盤から数えて40年ぶりという…
/ We Are The Pipettes ( 2007 ) ピペッツの日本デビュー盤。ティーンズというにはちょっと歳がいっちゃってますが、なんて言ったら怒られそうだが。そんななりふり構わぬコスプレ感がガールポップを演ろうというコンセプトありきの作品作りを示している。「…
/ East of Angel Town ( Warner / 2007 ) ロジャニコの40年ぶりの新作が気になるこの頃。とりあえず新しい盤のレビューを。 ピーター・シンコッティ。何という覚えにくい名前。この盤、デヴィッド・フォスターとフンバルト・ガティカがプロデュースしている…
ディズニー・チャンネルが制作した、全世界で大売れしている学園モノ・ミュージカル。2作目まで観る機会に恵まれたが、実にベタベタな作り。私も高校生だったら、この世界に入り込みたい願望にかられたかも。なーんてね。んなわけない。 何といっても魅力を…
/ Park Bench Theories ( Polydor / 2007 ) 2004年以降メジャーでポツポツシングルなんかを出していたイギリスの若手SSW、初のアルバム。ザ・タウンというバンド名義になっているが、基本はアコギのカッティングが聴こえるパーソナルな音作り。冒頭のフォ…
/ Rock’n’Roll ( 1975 ) 12月8日はジョンの命日だったわけだが、とりあえず初めてジョン・レノンスーパーライブに闖入。ジョンの歌を奥田民生、吉井和哉、斉藤和義、くるり、チャラといった面々が歌い継いでいくわけだが、やはり母国語とのギャップに苦しむ…
/ Revival ( 2007 ) クリーデンス・クリアウォーター…と思わずには居られないタイトル。M-3には”Creedence Song”なんて曲もあるし。前作『Deja Vu All Over Again』から3年と言うジョンにしては短いサイクルで飛び出したジョン・フォガティの新作は21世紀に…
/ Dirt Farmer ( 2007 ) 昨日のブログで紹介したが、マーク・コーンの新作でもレスペクトされた、ザ・バンドの伝説的なドラマー兼ボーカリスト、リヴォン・ヘルムの28年ぶりの新作。90年代に入ってからは、リンゴ・スターのオールスター・バンドやバンドの再…
/ Join The Parade ( Decca / 2007 ) こちらもかなり久々、9年ぶりのマーク・コーンの新作。すっかりアタマが寂しくなっている。個人的には5本の指に入る亜米利加のSSW。1998年の『Burning The Daze』の後しばし沈黙していたが、2005年にはライブ『Live04…
/ Long Road Out Of Eden ( 2007 ) しばらく更新が滞ってしまったが、色々面白い新譜が出てきているのでこの辺りで。 亜米利加を代表するトップロックバンドの28年ぶりの新譜(再結成盤での数曲の新曲を除けば)なだけに、発売が待ちきれなかった。“How Long…
/ Romancing The 60’s ( Motown / 2007 ) 目を疑った!ナント、フランキー・ヴァリの新作。29年振りですよね?またまたベスト盤かと思って手に取ったら… ヴァリというと、高音を失って隠居しているイメージがあった。1994年のマンハッタン・トランスファー『…
/ “Flying Saucer 1947” ( 2007 ) うーん、余りにゴキゲンな盤ゆえ、にわかにレビューするのを忘れていた。悪いけど多羅尾伴内楽団なんか買ってる場合じゃないです。今年は資金繰りに苦しみ中止と相成ってしまった狭山ハイドパークフェスで昨年、ホソノハウ…
/ It’s in Everyone Of Us ( Chrysalis / 1978 ) ピーター・ポール&マリーの紅一点、マリーのソロ作。デヴィッド・ポメランツの名曲がタイトルになっているが、彼のアリスタからの3枚目、1975年作をプロデュースしていたヴィニ・ポンシアが本作を手がけてい…
/ playlist ( 2007 ) キテますね。涙腺を否応無しに刺激する70年代のエグイ、アメリカンフォークもののカバー集。しかも演っているのが90年代にプロデューサーとして一世を風靡したベイビーフェイスというのも。カバー流行りのご時世を反映するもナカナカの…
/ Classic Songs My Way ( Decca / 2007 ) 痛快作。『ロック・スウィングス』(http://d.hatena.ne.jp/markrock/20060617)の続編。ただし、前作があまりに凄かったせいかそこまでの衝撃は無いかも。(ちなみに前作のレビューで「加山雄三あたりにも頑張って…
/ ゴールデン・ヒッツ (2007) 加藤和彦と坂崎幸之助。フォークル再結成に引き続く新譜。ただしフォークルの味を期待するとガッカリさせられるかも。二人の音楽的引き出しを出し切った感のあるパロディ集。音楽よりむしろアートワークに時間と金をかけたよ…
/ Face The Promise ( Capitol / 2006 ) 豪放なアメリカンロック。バイクに跨るボブは61歳という年齢を感じさせない。昨年出た11年ぶりの新作を聴いてみるとこれが意外に良い!日本ではそこまでメジャーな人気がない人だが、カントリータッチのバラードなん…
/ 男唄〜昭和讃歩〜 ( ZAIN RECORDS / 2007 ) 暑苦しいブルーズメンによる歌謡曲カバー盤。昭和歌謡ブームはいまだ続いている感があるが、この二人にやらせるのはナカナカやるな。特に近藤は意外にハマッている。木村は憂歌団時代にも萩原健太プロデュー…
/ The Heartbeat Of Love ( Friday Music / 2007 ) 昨日紹介したスティルスの新作と連動していると思われる、バッファロー仲間、リッチー・フューレイの新作。これがまた、バッファローやポコの仲間と繰り広げる最高に懐かしいウェスト・コースト・ロックの…
/ Just Roll Tape April 26 ,1968 ( Rhino / 2007 ) うーむ。休日返上労働で過労気味。あまり良くない状況。さて、嬉しいスティーヴン・スティルスの新譜。新譜とは言え、中身は1968年の蔵出しテープ。当時付き合っていた青い眼のジュディ・コリンズのセッシ…
/ Life in Cartoon Motion ( 2007 ) イマサラですが、ミーカはいい。プレイヤーに載せる機会がなかなか多いことから言っても、いい仕上がりなのだとつくづく思う。とっても若いSSWのデビュー作だが、美メロ満載の目くるめく万華鏡ポップ。クイーンだとか、エ…
/ Live In Dublin ( 2007 ) スプリングスティーン親父のシーガー・セッションズ。生のルーツミュージックの迫力に久々に鳥肌が立った。付録DVDの演奏シーンを見るにつけ、コレは生で見たい!と思わせられたのだが、その後行われたツアーはやはり好評だった模…
/ Songs I've Written ( Brizac Records / 2003 ) 単純明快なタイトル。グラディス・ナイト&ザ・ピップスの”Midnight Train To Georgia” で知られるジム・ウェザリーの自作自演集。彼自身シンガー・ソングライターとして何枚もアルバムをリリースしており、…
/ Live and at Large Jimmy Webb in the U.K. ( 2007 ) 割と唐突だなと思ったが、ジミー・ウェッブの新作ライブ。2005年に出た13年ぶりの新作『Twilight of the Renegades』(http://d.hatena.ne.jp/markrock/20060208)に次ぐリリース。プロデュースはフレ…
( 20th Century T-410 / 1974) なんだか、思ったより甘美なデュオ盤。夜に目を閉じて聴きたくなる。切ないメロと穏やかなボーカルがなんともいい味。ただしそれはA面のみのハナシ。プロデュースはシュガーローフも手がけたジョン・C・フィリップス。David Ri…
/ 僕は今ひとり ( 1974 ) ここのところ気になっているがまだ買っていない盤はと言うと、ピーター・ゴールウェイの新作『RHYTHM&BLUES』と1976年のホームレコーディング集。さりげなく良い音楽を作る人ナリ。とはいえFABと言うとジョン・リンドが結構好み。…
/ ろっこうおろし ( 1972 ) これもNAKED LINE第2集より。「ジプシー・ブラッド」がバンド名。こちらは、べったりした日本的叙情を廃したカントリーロックの大名作。とは言え石津盤と同様B級ではあるのだが。ミッキー・カーティスのプロデュースでモウリ・…