いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

f:id:markrock:20190212213710j:image
いしうらまさゆき へのお便り、ライブ・原稿のご依頼等はこちらへ↓
markfolky@yahoo.co.jp

f:id:markrock:20190212212337j:image
[NEW!!]極北ラジオ石浦昌之の「哲学するタネ」が書籍化されました。 『哲学するタネ【東洋思想編】――高校倫理が教える70章』(石浦昌之 著)2018年9月発売!! ●石浦昌之著 ●定価:本体2500円+税 ●A5判(並製)384頁
詳細はココをクリック
注文はココをクリック

【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
ココをクリック

Kenny “babyface”Edmonds

markrock2007-09-30

/ playlist ( 2007 )


キテますね。涙腺を否応無しに刺激する70年代のエグイ、アメリカンフォークもののカバー集。しかも演っているのが90年代にプロデューサーとして一世を風靡したベイビーフェイスというのも。カバー流行りのご時世を反映するもナカナカの出来。

本名で勝負する本作、彼の趣味の一端を知ることが出来る。彼のアクースティックで繊細な音作りはこの辺りを下敷きにしていたのだと気づかされる。

ジェイムス・テイラーM-1”Shower The People”、M-2”Fire And Rain”でスタート。JTからは相当の影響を受けたことが伺える。オリジナルに結構忠実なアレンジ。M-2は彼なりにちょっぴり歌詞を変えている。余りにも私的ソングなわけだし。

ジム・クロウチのM-4”Time In A Bottle”やデイブ・ロギンスM-9”Please Come To Boston”辺りが出てきたのには驚いた。ダン・フォーゲルバーグM-7”The Longer”は彼の細いハイトーンが映える好カバー。ブレッドはソウル歌手が好む”Make It With You”じゃなく”Diary”を。コレ、結構悲しい曲。

クラプトンとの共演を思い出すM-5”Wonderful Tonight”、ディランM-6”Knockin’ On Heaven’s Door”は無難に良い。

新曲も三曲収録されている(日本盤のみ)が、流れを壊さない。離婚後も君のお父さんであり続けると歌うM-3”Not Going Nowhere”なんかにしてもコンテンポラリー・カントリーなんかが持つ哀愁がある。童顔さんも、私も、歳を重ねました。