2022-01-01から1年間の記事一覧
*['60-'70 ロック] Art Garfunkel Jr. / Wie Du-Hommage an meinen Vater ( TELAMO / 2021 ) どんな音楽通でも、名前を見ない限り、このスキンヘッドおじさんを特定するのは困難だろう。本名ジェイムス・ガーファンクル、サイモン&ガーファンクルのアート・…
*[ブルーズ] Buddy Guy / The Blues Don’t Lie ( Sony Music / 2022 ) ブルーズの新譜をこうして聴くのはなんとも新鮮な気分。バディ・ガイ御年86歳(!)のニュー・アルバム『The Blues Don’t Lie』。日本盤発売直前だけれど、サンプルを聴くことができた(…
*[SSW] Richie Havens / Common Ground (Connexion / 1983) 1969年、伝説のウッドストックにて、次の出演者が飛行機で到着する「場つなぎ」で即興で演じられたという”Freedom”で知られる黒人フォーク・シンガー、リッチー・ヘイヴンス。修行僧のようない…
*[SSW] Roger Miller / A Trip In The Country (Mercury / 1970) カントリーの大御所ロジャー・ミラー。シンガー・ソングライターの草分けとしての足跡もある。1992年に惜しくも亡くなっておりますが。こちらは1970年にマーキュリーから出たアルバム『A T…
*[ロック] Julian Lennon / Jude (BMG / 2022) 気付けば肌寒い季節になってきまして。頂いた原稿のお仕事色々やっていたら1年ぐらい、暇になる隙間がなかった。暇があろうとなかろうと釣りには行ってしまうから、更新は遅れるという悪循環にはまっていた。し…
*[コラム] 10吋(インチ)レコードを聴きながら 10吋(インチ)はいいですね。ポツポツとレコ屋に出たところを見つけて集めている。10インチは78回転のSPと同じサイズ。でも、重たくて割れやすいSPとは違い、ヴィニールで軽く割れにくい。日本盤だと1950年代…
*[日本のフォーク・ロック] 大滝詠一 / 夢で逢えたら/ FUN×4 (Sony / 2022 ) 相当ご無沙汰しておりました。毎日暑いですがいかがお過ごしでしょうか。昨日は音楽仲間と西荻窪で旧交を温めて。ゴドリー&クリームの60年代のコンピレーションが~とか、デル…
*[日本のフォーク・ロック] 宮 武弘 / アウトドアとビール(LIFE CARAVAN MUSIC / 2021) このタイトルですよ、『アウトドアとビール』。コロナが明けたら本格的に「アウトドアとビール」、ここから始めるのがいいんじゃないかな、と…去る3月12日は、渋谷の…
*[カセットテープ] カセットデッキ再び 音楽に興味を持つようになった小学生から高校生ぐらいまで、一番親しんだ音楽メディアはカセットテープだった。ベスト選曲のカセットとか作りましたよね。あの作業も今思えばある種の編集力だったような。プレイリスト…
*[ジャズ] The Manhattan Transfer / Same ( Atlantic / 1975 ) 邦題は『デビュー!』と銘打たれているけれど、アトランティック移籍後のマンハッタン・トランスファーの「再」デビュー作。アダム・ミッチェルがプロデュースした1971年のデビュー盤からメン…
*[日本のフォーク・ロック] クレージー・パーティー / DO YOUR BEST, BUT TAKE IT EASY がんばれば愛(Kitty / 1980 ) スターダスト・レビュー結成前の根本要がシンガーとして参加した「クレージー・パーティー」のレコードと言えばナイアガラ~大滝詠一フ…
*[日本のフォーク・ロック] 鈴木茂 / COSMOS'51 2021 SPECIAL EDITION ( NIPPON CROWN / 2021 ) 鈴木茂『COSMOS'51』の2021 SPECIAL EDITION。昨年7月七夕にリリースされてから、よく聴いている。オリジナルはPANAMから1979年に出た5作目。ちょうど私が生ま…
*[イージーリスニング] ポール・モーリア / ビートルズの世界(Paul Mauriat Beatles Album)( PHILIPS / 1974 ) レコードを買い続けることは、新たな発見の繰り返し…いや本当に。最近クラシックのレコードの音の良さに今更ながら気付いて感心してしまった…
*['60-'70 ロック] Brian Wilson / At My Piano ( Decca / 2021 ) ブライアン・ウィルソン、昨年リリースの新作『At My Piano』。ビーチ・ボーイズ・フリークはどのようにこの作品を受け止めたのだろうか。天才ブライアンが生み出した珠玉のマスターピースを…
*[SSW] Gary Benson / Reunion ( Bigpink / 1970 ) イギリスのシンガー・ソングライター、ゲイリー・ベンソンの幻のファースト『reunion』。韓国ビッグピンクのリイシューで CD化された後、中古アナログが市場に出てますけど、いまだに5桁…(笑)。ビッグ…
*[SSW] ジョン・ブッチーノ(John Bucchino)のアルバム 前回取り上げたジョン・ブッチーノ(ブッキーノと読むのかもしれない?)。改めて聴き直したけれど、もう言葉にするのも野暮なくらい、素晴らしい。どんなに傷つこうとも尊厳を保つ人間の気概のよ…
*[SSW] ジョン・ブッチーノ(John Bucchino)のシングル 昨日ジミー・ハスケルのレーベルHorn Recordsからドン・グレイサーのアルバムを取り上げた。エルヴィス・プレスリー、リック・ネルソンからサイモン&ガーファンクルなど並みいる大物を手掛けたジ…
*[ジャズ] Don Glaser / Don Glaser ( Horn Records / 1980 ) ラウンジっぽい小唄系ジャズ・ボーカルの中でも突出して出来の良い一枚。冒頭の”Strawberry Jam”から軽やかなエレピに導かれ、ボブ・ドロウやデイヴ・フリッシュバーグをさらに若々しくグルーヴ…
*[コラム] 永遠のアイドル、ロニー・スペクター 今年も明けてから半月経ってしまった。最近時が経つのが早くて早くて…申し遅れましたが今年も本ブログをよろしくお願いいたします。 で、ザ・ロネッツのロニー・スペクター(ヴェロニカ・ベネット)が亡くなっ…