いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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ソフトロック

Roger Nichols Treasury / Extra Tracks ( Victor / 2018 )

久々の更新。相変わらずのレコ買いまくりなのに、それについて書く気が起こらない日々で。ある種の無力感。嘘ばかりがまかり通る腐りきった世の中に絶望して…と言ったらカッコ良すぎるけれど(笑)最近出した本のことで色々頭が一杯だった、というのもある。…

The Jimmy Wisner Sound featuring Love Theme from “Romeo and Juliet”(Columbia CS9837 / 1969)

しばらくブログもご無沙汰でした。一度遠のくとダメですね。レコへの情熱は消えない日々なんですが(笑)。この夏後半はレコ整理作業に格闘しまして。100円ショップで木材を買ってきてラックを作ったり、恒例だけれどイマイチ効果が目に見えない処分も多少は…

Kurt Edelhagen

/ Plays Jim Webb ( Polydor / 1970 )祝ポール・マッカートニー来日!「アウト・ゼアー・ジャパン・ツアー」ということで、11月15日(金)の福岡ヤフオク!ドーム公演を皮切りに11月18日(月)・19日(火)・21日(木)に平日3日間で東京ドーム公演が。チケ…

Roger Nichols and The Small Circle Of Friends

/ My heart Is Home ( Victor / 2012 ) まさかの2007年のセカンド『Full Circle』(レビューはこちら→http://d.hatena.ne.jp/markrock/20071222)や小西康陽のピチカート・ワン名義の『11のとても悲しい歌』に収録された”Suiside is Painless”に続き、ロジャニ…

 Adrian Baker

/ Into A Dream ( MAGNET RECORDS / 1975 ) いよいよ夏到来、かなと思いきや雨が降ったり涼しかったり、なんだかな、と思うけれど。最近ブログもご無沙汰してしまった。というのも6、7月は2枚目のアルバム制作に完全に没頭していた。前作は元ピピ&コット金…

Marmalade

/ The Only Light On My Horizon Now ( Target / 1977 ) ビートルズの”オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ”のカバーで知られるスコットランドのポップバンド、マーマレードの1977年作。ディーン・フォードもジュニア・キャンベルも、ヒュー・ニコルソンも抜けたマ…

 The Arbors

/ A Symphony For Susan ( Date TES 4003 / 1967 ) 最近手に入れたレコードの中では気に入っている1枚。たまたまハイファイ・レコード・ストアの新入荷リストにも入っていたので、未聴の人は視聴してみてはどうだろう。 ジャケットの雰囲気だと垢抜けないジ…

 The Gunter Kallmann Chorus

/ Once In Each Life ( Polydor / 1969 ) 300円ながら、なかなかやるな、と思ってしまった。ドイツのガンター・カルマン・コーラスというのかな。この時代、多く見られた男女の混声コーラス・グループ。レイ・チャールズ・シンガーズとか、レイ・コニフ・シ…

 マイク・カーブ・コングリゲイション(The Mike Curb Congregation)

/ 出発の歌 (Song Of Depature) ( DENON / 1971 ) コレは知らなかった。時々、無性にシングル盤が欲しくなることがあって、行きつけの店で漁っていたら面白いモノが出てきた。コレ、日本のフォークものとしては定番の「出発の歌(Song Of Departure)」。…

 Wind  

/ Make Believe ( LIFE Records LLP-2000 / 1969 ) 銀色の鏡の目立つジャケ。裏には森の木陰で5人のメンバーらしき人物が映っているが、その割に実態が掴めないところが、この盤を放置させていたのか。このボロボロのプロモーション盤を確か200円くらいで買…

Ray Conniff

/ You Are The Sunshine Of My Life ・Laughter In The Rain ( Columbia 1973・1975) レイ・コニフと言えばMORの定番。その絶妙な選曲と浮遊感のあるソフトなコーラスは名人芸の域。一時期のソフトロック再評価の流れの中でもさほど注目されなかったのが不思…

Sheila Southern

/ Didn’t We The Jimmy Webb Songbook (Compose 9093-2 / Reissue1992 ) 十分ソフロものとしてけるでしょう。シェイラ・サザンのジミー・ウェッブ曲集。オリジナルは『Sings Jim Webb Songbook』。1970年にイギリスのパイ・レコード傘下のMarble Archレーベ…

 The Trout

/ Same ( MGM SE-4592 / 1968 ) 数年前まで高かったレコードも最近安くなってきた。特にソフトロックとかAORとか。まあそもそも、90年代にブームになる前はカス扱いされてた盤なわけだから。 ということでこの盤も500円くらいだったので買ってみる。1968…

Roger Nichols & the Small Circle of Friends

/ Full Circle ( 2007 ) ロジャニコ!バカラック来日なんてどうでもよくなる(失礼!)ほど嬉しい新作。メリンダ・マクレオド、マレイ・マクレオドとのトリオ「スモール・サークル・オズ・フレンズ」としては、A&Mにおける名盤から数えて40年ぶりという…

 Pat Upton

/ Then & Now ( Universal / 2006 ) 昨日紹介したダイアナ・ロス盤を聴いていて思い出したのがスパイラル・ステアケース。今となっては” More Today Than Yesterday”という世紀の名曲でのみ語り継がれる60年代の一発屋ポップグループだが、そのリードボーカ…

Ron Dante

/ Saturday Night Blast ( Artists Voice Records / 2004) iPodが壊れた。ほんと鬱な気分ですね。5200曲詰め込んだ苦労は何だったのか…。これだから亜米利加のオモチャはイヤなんです。バブルガムポップのセッションシンガー、ロン・ダンテの近作を買っ…

Chad Mitchell

/ Love, A Feeling Of ( Warner WS-1706 / 1967 ) モダン・フォークの雄、チャド・ミッチェル・トリオ解散後のソロ作。後任はジョン・デンバーであったことは余りにも有名。解散後はポピュラー風情の盤をリリースしている。とにかくボブ・ドロウとスチュワー…