いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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 The Gunter Kallmann Chorus

markrock2010-10-29

/ Once In Each Life ( Polydor / 1969 )


300円ながら、なかなかやるな、と思ってしまった。ドイツのガンター・カルマン・コーラスというのかな。この時代、多く見られた男女の混声コーラス・グループ。レイ・チャールズ・シンガーズとか、レイ・コニフ・シンガーズとか、日本だとうーん、なんだろ。立ち位置的にはムード・コーラス的なものになるんでしょうけれど、音楽的にはシング・アウトですかね。ま、いずれにせよこのジャンル、結構好きで良く聴いている。なにせ曲が良いんだから。


で、このガンター・カルマン・コーラス、割とソフトなタイプのコーラスものが多い中、そこそこ力強いのが好み。ソフト・ロック・ファンはドツボだろう。


個人的に推したいのはジミー・ウェッブものが3曲入っていること。「ジム・ウェッブ」と言った方が、時代性を掴んでるかもしれないですな。”Galveston”、”Where’s The Playground Susie”、”By The Time I Get To Phoenix”という。特に”Where’s The Playground Susie”は隠れた(隠れてもいないけど)名曲。グレン・キャンベルのシングルを発見して、聴いたときの衝撃は忘れられない。ジミー・ウェッブの来日公演でもしっとりと歌ってくれた。


“Happy Heart”は”Fly Me To the Moon”とそっくりなサビ。フィフス・ディメンションの”Aquarius”(ヘアー収録曲)も抜群の良さだった。メアリ・ホプキンの”Goodbye”(ポール・マッカートニー作)やS&Gの”Feelin’ Groovy”も堪らなく良い。


最近ソフトロックものがレコ屋で再び安くなってきている。流石にブームから10年以上は経過しているし。需要と供給の原理。元々ガラクタ扱いされていたレコが90年代に暴騰しただけなんだよな。日本では歌詞が子供向けの恥ずかしいものでも、音さえ良ければピックアップされてきたんだから。