いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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Sheila Southern

markrock2009-06-03

/ Didn’t We The Jimmy Webb Songbook (Compose 9093-2 / Reissue1992 )


十分ソフロものとしてけるでしょう。シェイラ・サザンのジミー・ウェッブ曲集。オリジナルは『Sings Jim Webb Songbook』。1970年にイギリスのパイ・レコード傘下のMarble Archレーベルからリリースされている。シェイラはそれ以前にもデヴィッド・ゲイツバカラック曲集をリリースしている。イギリス自前の歌手でウェッブ曲集を作れば丸儲け、という安易な発想でから生まれた盤の宿命か、90年代に入ってカナリ胡散臭い廉価盤の体でCD化されているせいで、ソフトロックのブームにおいてもその真価が余り語られて来なかったのがつくづく惜しい。


今改めて聴いてみると、オリジナルを凌駕するとは思わないけれど、豪華なオーケストレイションでイキのいい60年代のウェッブの楽曲群を、均一な音で一望出来るのが、実においしい。冒頭”Up, Up And Away”、”Carpet Man”と言ったアップな楽曲がとりわけ魅力的。テルマ・ヒューストンが取り上げた”Someone is Standing Outside”や”Everybody Gets To Go To The Moon”もなかなか。もちろん”By The Time I Get To Phoenix”、”Wichita Lineman”、”Galveston”、”Honey Come Back”といったグレン・キャンベルもの、”The Worst That Could Happen”、”Didn’t We”と言ったヒットも網羅。シェイラのボーカルも、そこそこのパンチもあり、悪くない。"The Magic Garden"は流石にフィフスのヴァージョンに劣るけど。

↓オリジナル