2008-01-01から1年間の記事一覧
/ Baby Goodbye / Soft Guitar ( Columbia JZSP 76054 / 76055 / 1963 ) Kenny & Yvonne / Come On And Be My Love / Don’t Go To Strangers ( Columbia JZSP113574 / 113588 / about 1964 ) ケニー・ランキンのシングル2枚。今年e-bayで入手したもの。前者…
/ パリ II ( Vertigo / 1971) 加橋かつみ。沢田“ジュリー”研二と並び、“トッポ”としてタイガースの二枚看板を背負ってきた人。解散後は、沢田と比して完全にオールディーズ・サーキットの人になってしまっているのが惜しい。朗々とした澄んだテナーは今も…
なかなか良いコンピ。有名曲の意外なオリジナルヴァージョンを集めたもの。オールディーズファン御用達のエースより。個人的にはマーク・ジェイムス版M-2”Suspicious Minds”が聴きたかった。ライナーによると、セプター・レコードよりチップス・モーマンのプ…
/ Hexagram 16 ( Warner WS1910 / 1971 ) アソシエイションのギター・ボーカルだったラス・ギグア唯一のソロ作。西海岸の豪華なゲスト参加陣で有名な盤。 X-1”Now We Begun”は浮遊感のある、アコギで聴かせる曲。ギグアの作。X-2”Brother Speed”は、ラスと共…
/ Always ( Imperial / 2008 ) スターダスト・レヴュー。芸歴の長い人達。確かな実力があるのだから、もう少し突き抜けて売れても良かったんじゃないかと思わなくもないけど余計なお世話か。ナイアガラ・ファンには、根本要が、クレージー・パーティー”がん…
/ Soul ( Warner / 2008 ) 昨日の続き、コレは注目盤でしょう。シールがソウル・クラシックを真正面からカバーしたもの。プロデュースはデヴィッド・フォスター、という事で心配は要らぬ。 思いの他、原曲を大事にしたアレンジが素晴らしい。それだけ、シー…
何ともゴージャスな一枚。“ヒットマン”である彼のキャリアを総括する内容のコンサート中継盤。来年ボートラ1曲付きの国内盤が出るようだが、待ち切れずCD+DVDの輸入盤を購入。ちなみにリージョンフリー。デヴィッド・フォスターと言うと、過剰なアレン…
/ The Many Sounds Of Albert Hammond ( Windswept / 2002 ) ストロークスのジュニアの方が若い音楽ファンには馴染み深いんでしょうけど。こちらは“親”アルバート・ハモンドの非売品サンプラー。3枚組62曲と言う圧倒的なボリュームで、44年分のキャリアを総…
/ Same ( Colpix CP 493 / 1965 ) モンキーズでデビューする前のデイヴィ・ジョーンズが残した盤。ビートルズ以前のアイドル・ポップスを唄い、若さをふりまいている。アレンジ&プロデュースはハンク・レヴィン。冒頭A-1”What Are We Going To Do?”は『The …
/ 男と女 –Two Hearts Two Voices- ( Universal / 2008 ) そろそろ今年も終ってしまう。今年の新譜で面白かったものを幾つか紹介しておかないと年が越せないか。 稲垣潤一。オトナなアーティストだと思う。中学生の頃からそう思っているのだが、今も印象は余…
/ A Musical Trip with ( Buddah BDS5127 / 1972 ) 100歳まで生きたコメディアン、ジョージ・バーンズのレコード。ブッダレコードから出ていることと、御歳からするとなかなかヒップな選曲に惹かれて購入。発売当時で既に76歳! 聴いてみると、ビートルズA-2…
/ Rough Edges ( Maxwell ML-88001 / 1970 ) コレ程の大御所になってくると、オリジナルアルバム探索の努力を惜しんでしまいがち。しかも初期にその魅力が全て詰まっていると言わんばかりの状況にあって。正直、全盛期を過ぎた彼には、アヴェレイジ・ホワイ…
/ Ray Guns Are Not Just The Future ( 2008 ) 椎名林檎を観て来た。コレに関しては私と言うよりファンクラブにまで入ってしまっている奥さんの趣味なのだが…。『椎名林檎10周年記念スペシャル・ライブ 林檎博'08 〜10周年記念祭〜』と題されたもの。ソロキ…
/ Welcome to My Living Room ( 2007) えー、先週の土曜日ですか、行ってまいりました。キャロル・キングの単独公演。国際フォーラムの12列目でありましたか、御歳66にもなられるキャロルのご尊顔を拝してきたわけだが、なかなかに若々しくて魅力的な人物…
/ Meet Glen Campbell ( Capitol / 2008 ) 古巣キャピトルからのグレン・キャンベルの新作。ジミー・ウェッブとの再共演作がリリースされると言われ続けて来たが、先に新作が出るとは。トム・ペティ、ジョン・レノン、ジャクスン・ブラウンからU2、リプレ…
/ 美しい季節/恋はサーカス 最近、昔ながらの町のレコード屋ってな雰囲気の中古盤屋がどんどん減っている気がします。確実に。店のオッチャンもいい歳になってきてますし、なかなか売り上げ的にも厳しいハナシなのかもしれないけれど。 昔からしばしば通って…
/ Tell Tale Signs : The Bootleg Series Vol.8 ( Columbia / 2008 ) ディランのブートレッグシリーズ8作目。近4作のミッシング・ピースを完結する一品。ブートではなくオフィシャル作品ならば疑いもせず買う、という私はディランの妄信的なファンなのかもし…
/ ぼちぼちいこか’08 フューチャリングくいだおれ人形( 風知空知RECORDS / 2008 ) 良い。完全な新作かと思ったら、“くいだおれ”の店じまいに合わせたリユニオン・リメイクと言う事で期待半分不安半分でしたが。 不朽のラグタイムフォーキー・デュオの名盤…
/ ブルージェ ( Polydor / 1973 ) ”ふたりの夏物語”(杉山清貴&オメガトライブ)、”悲しい色やね”(上田正樹)、”悲しみがとまらない”(杏里)、”思い出のビーチクラブ”(稲垣潤一)、”September”(竹内まりや)と言った楽曲で70年代末から90年代前半まで…
/ If The World Was You ( Slow Curve Records SC001 / 2008 ) JDの24年ぶりの新作。サイトの視聴でガマンしてきましたが、とうとう全編で楽しめる。 ジャケを見ると老いを感じさせずにはいられないのだが、今までのキャリアにないジャジーな音作りに流石と…
/ いつもミュージック ( Canyon C25A0105 / 1980 ) AOR時代に残した、フォーク界のメロディメイカーの佳作。ソニー時代に花開いたポップセンスがここでも撒き散らされている。良いのはA面。フォーキーさとポップさのバランスが良い。タイトル曲A-1はドゥー…
/ Same ( Mercury SR61311 / 1970 ) ケニー・ロギンス。若々しく見える彼ももう還暦と言うからオドロキ。70年代にロギンス&メッシーナでブレイクした彼だが、60年代後半にセカンド・ヘルピングのメンバーとしてシングルをリリースしたり、1970年にカリフォ…
/ Covers ( Hear Music / 2008 ) ジェイムス・テイラーのカバー集。洋邦問わず跋扈するカバーモノが戦後ポピュラー音楽の衰退を意味するのか、はたまた過渡期なのか判らないけれど。お前もか的な要素もありつつ、元々他人の楽曲のインタープリテーションで飯…
/ 箱舟は去って ( Victor / 1975 ) 本盤にライナーを書いている加川良からアクを抜き去ったようなボーカルスタイルを持つ関西SSWの名作。派手さはないが、定期的に手に取る盤。 佐藤博のピアノに渋谷毅のストリングスが被さるA-1”何処へ”を聴くだけで、…
/ The Border Guard ( 2008 ) とんでもなく寡作なSSWとして知られるJ.D.サウザー。待望の新作『If The World Was You』が来月に。再結成イーグルスがJDの”How Long”をシングルとして採りあげたりと良いタイミング。いやー、84年の『Home By Down』以来っ…
/ That Lucky Old Sun ( Capitol / 2008 ) 古巣キャピトルに戻ったブライアンの新作。とり合えずメイキング+スタジオライブDVD付紙ジャケ仕様を入手。ジャケからして近年の充実ぶりを物語る明るい作。9月に入ってからはリピートしている所。『Smile』も…
/ Revolution of the Heart ( SPV / 2005 ) やはりとてつもないポップライターだと改めて。ジュニアの名前ばかり聞くアルバート・ハモンド親父の最新作。9.11の米同時多発テロに影響を受けて作られた、パーソナルで割と重苦しめの作ながら、ポップなメロと多…
/ Back to Bacharach ( Victor /2008 ) バック・トゥ・バカラック。本人参加の素晴らしいバカラック作品集。最近しみじみ聴いている。歌うはスティーヴ・タイレル。セプター・レコードのA&Rとして、B.J.トーマスやディオンヌ・ワーウィックを手がけた…
/ Nudge It Up A Notch ( Stax /2008 ) 先日より引越し。段ボール40箱余りに詰めるCDやレコを厳選する作業、辛かった。定期的には処分していたのだが、引越し日というお尻が決まっている以上、今回の作業は戦いでした。 そうそう、赤塚不二夫の死、わか…
/ The Loner – Nils Sings Neil ( HYP 8261 / 2008 )CSNYの新譜よりこっちの方がずっと良かった、というのが、ニルス・ロフグレンのニール・ヤング・弾き語りカバー集。ジャケのD-18は、『After The Gold Rush』のレコーディングにニルスが参加した際、…