/ 美しい季節/恋はサーカス
最近、昔ながらの町のレコード屋ってな雰囲気の中古盤屋がどんどん減っている気がします。確実に。店のオッチャンもいい歳になってきてますし、なかなか売り上げ的にも厳しいハナシなのかもしれないけれど。
昔からしばしば通っていた三鷹の老舗中古レコ屋がとうとう無くなってしまうとのこと。ココ、80年頃に店を始めて、全国20店舗以上の系列店を従えた時期もあったそうだが、今はその半分以上が閉店したらしい。店のナイロン袋に印刷されている店の殆んどが今は無いということか…。店内はレコ・カセットテープ・CDと揃っているが、CD棚は私の記憶では10年くらい中身が一緒…。レコも割と高めの値付けで、余り多く買い求めた記憶もないのだが、今回は在庫一掃、10枚1000円、シングル盤は10枚500円という大盤振る舞い。店のオッチャンが言うことに「とうとうこの年になって、レコードを手放してもいい気持ちになれた」とのこと。昔は同じアルバムでもLP、テープ、CDやら色んなメディアで持っていないと気が済まなかったものだが、今はCD1枚あればイイヤ、とマアそういう気持ちに初めてなれたと。ウーム。私もいずれはそうなれるのかしら??
さて、購入盤は以下のもの。まあ、オッチャンの言葉に反するようでナンだが、殆んどCDで持ってるんですが。持ってなかったもので面白かったのは、後にオフコースに加入し、フォークデュオをスタジアムに耐えうる分厚いバンドサウンドに生まれ変わらせた大間ジロー、松尾一彦(当時松尾ジュン)が在籍していた後期GSのザ・ジャネット「美しい季節 / 恋はサーカス」。A面は阿久悠/平尾昌晃コンビのベタな歌謡曲なんだが、ロンドン・アビーロード録音で熱いエレキソロが耳を劈く、しっかりしたバンドの音になっているのが良い!さらに、リードボーカル松尾のビターボイスが堪らない。B面も佳曲。コーラス&メロがガロ日高の作るアイドルポップ風で悪くない。コレ、LP欲しいなあ。松尾といえば、オフコースで売れてからもソロ盤を何枚かリリース。作曲家としても稲垣潤一はじめいい曲を沢山書いている。そうそう、ジャネットだが、キンキン・ムッシュのザ・チャレンジなる番組で10週勝ち抜いてロンドン録音を勝ち取ったそうだ。1974年のこと。
オフコースと言えば、清水仁がいたビートルズのコピーバンド、バッドボーイズの東芝からの唯一作が先月再CD化された。93年の音蔵での再発時には含まれていた、拓郎の"ビートルズが教えてくれた"などのオリジナルのシングル曲がカットされていたのが惜しい。てか買う気失せました。
五つの赤い風船 / 五つの赤い風船 ’75
Starland Vocal Band / Rear View Mirror
Frankie Laine / Highlights
キャラメル・ママ / ティン・パン・アレー
チェイス / ギリシャの神々(エニア)
チェイス / 追跡
ボブ・ディラン / 血の轍
ラトルズ / オール・ユー・ニード・イズ・キャッシュ
Andy Williams / Solitare
Eddie Floyd / I’ve Never Found A Girl
久保田真琴 / サンセット・ギャング
町田義人 / 熱砂
ザ・ベスト・オブ・ブルー・コメッツ
ソニー・ジェイムス / ナンバー・ワン
ボビー・ジェントリー / ローカル・ジェントリー
遠藤賢司 / 満足できるかな
The Best Of Ventures
寺内タケシとバニーズ / レッツ・ゴー「運命」
井上大輔 / 哀 戦士
桐ヶ谷仁 / Vermilion
シングル
かまやつひろし / のんびりいくさ
メリー・ホプキン / グッドバイ
メリー・ホプキン / 悲しき天使
ジョニー・シンバル / ミスター・ベース・マン
ザ・ジャネット / 美しい季節/恋はサーカス
The Zombies / Time of the Season
バニラ・ファッジ / キープ・ミー・ハンギング・オン
ポール・リヴィアーとレイダース / グッド・シング
ニール・セダカ / スーパーバード
サンディー・ネルソンとティーン・スターズ / ホワッド・アイ・・セイ他
ポールとポーラ / ヘイ・ポーラ
エディ・ホッジス / 恋の売り込み
バニーズ / 愛のリメンバー
寺内タケシとバニーズ / レッツゴー!シェイク/シェイクNo.1
アニマルズ / 朝日のあたる家/悲しき願い
ビートルズ / ミッシェル他
平尾昌晃/ミッキー・カーチス/山下敬二郎 / 上陸!ロックンロール・タイフーン