2008-01-01から1年間の記事一覧
/ Déjà Vu LIVE ( Reprise / 2008) いやーよくこんなんで出せたな、というのが第一印象。ウーン、複雑ですね。こう言う姿になることは判っていたんだけど、見たくはなかったというか。CSN関係はコンプリートで行きたいもんですから、新作と聴いたらそりゃ…
/ 弾き語りパッション ( FLME / 2008 ) 仕事もようやく一段落。なかなかレビューをアップすることも出来ず。まあ取り合えず、出たばかりの陽水の新譜を。 昨年は奥田民生とのデュオ2作目、『ダブル・ドライブ』をリリース。二人のルーツであるビートルズも…
/ HOOTENANNY with CHUEI YOSHIKAWA ( Victor / 2008 ) 友人の誘いで昨日、ギタリスト/SSWの吉川忠英のレコ発ライブへ。彼、もう還暦過ぎなんですね。ライブは二度目。原宿の町に降り立つと、会場近くでムッシュかまやつに遭遇。ていうか、ゲストだった…
/ seeing things ( Columbia / 2008 ) ジェイコブ・ディランの初ソロ作。ウォールフラワーズもまだ解散したわけではないようだが、ザ・バンドのトリビュート作だとか、ジョージ・ハリスンの息子ダーニとの共演(ジョンのトリビュート作)だとか、ソロ活動が…
/ Same ( Epic KE33337 / 1975 ) “Brandy”のヒットでお馴染みのルッキング・グラス。”Brandy”はボブ・ディランも好きな曲に挙げていました。そのルッキング・グラスのリーダーだったエリオット・ルーリー唯一のソロ作。エピック1975年のリリースで、なぜCD…
/ from the Atlantic Studios ( BigTree LAAS0003 / 1978) マッスル・ショールズのスタジオ・ミュージシャン、ピート・カーとレニー・ルブランが結成したバンドのライブ盤。ピート・カーはその昔、オールマン兄弟が結成していたバンド、アワグラスのメンバー…
/ …And Crazy For Loving You ( Paid 8000 / 1981 ) ポール・ウィリアムスのナッシュビル録音、1981年の作。大分前からずっと探していたのだが、なぜか見つからなかった盤。オークションで800円で入手。ポール本人からすると、ドラッグ禍に悩んだ時期の駄作…
/ The Main Event ( Reprise / 1973 ) フランク・シナトラの70年代は円熟期のライブ盤。場所はマディソン・スクウェア・ガーデン。60年代後半〜70年代前半辺りのシナトラの諸作には、若いロック世代のヒット曲をゴージャスなアレンジで歌ったものも多く、な…
/ this kind of love ( HEAR MUSIC / 2008 ) 結局元夫のジェイムス・テイラーと同じレコード会社へ。ポール・マッカートニー、ジェイムス・テイラー、ジョニ・ミッチェルの新作がリリースされたヒア・ミュージックよりカーリー・サイモンの新譜。前作『Into …
/ 息吹 ( Columbia COCP-34852 / 2008 ) 4月から、怒涛の日々。レコは増えるんだけど、ブログを更新する余裕もなく、情けない限り。 さてさて、こちらの新作。最高傑作でしょう。文句ナシ。生田敬太郎の集大成とも言えるスタジオ盤。エレックでのデビュー…
/ Same ( EPIC KE32146 / 1973 ) 4月、さすがに新年度は忙しく過ぎ。更新しようにもなかなか時間が。CDやレコは増えていくんですが。 さて、今日は久々にLPを取り出しつつ。カナダのバンド、ベアフットの2ndを。ベアフットはザ・バンドのベーシスト、リ…
/ Walking In The Sun ( Avex Trax / 2007 ) 邦盤がエイベックスから、ということでちょっと構えてしまったのだけれど。ベルギー出身のピアノ系SSWのデビュー作。エルトン・ジョンやビリー・ジョエルに連なるピアノマンの系譜、欧米のポップス界では未だ…
/ 青春の世界 ( 東芝EMI LRs-408 / 197? ) このLP、歌謡界を代表する作曲家、都倉俊一の自演盤。ピンク・レディーのヒット曲の全てや、狩人”あずさ二号”、山本リンダ ”狙いうち” ”どうにもとまらない”、椎名林檎もカバーした”白い小鳩”(朱里エイコ…
/ thinkin’ of you ( Rice Records / 2004 ) 上田正樹と不朽の共演盤『ぼちぼちいこか』を残している有山じゅんじ。近年のコノ作はなかなか良い出来。フォーキー&ブルージーなラグタイム・ギターは快調そのもの。ファン層が余り被らないような気がするが、…
/ The Last of the Rock Star ( 2006 ) 永遠のワンパターン。ウォウウォウ言ってないと気がすまないヴェロニカことロニー・スペクターですが、1年くらい取り上げ損ねていた今のところの最新作を。出来はそこそこ。ロニーほどの世代のシンガーが未だに歌える…
/ 最初の花 ( Ren’s Records / 2004 ) 高田渡、南こうせつ(かぐや姫)、小室等などフォークシンガーのサポートで知られる佐久間順平のソロ作。ギター、マンドリン、フィドルと何を弾かせても上手いこの人、それだけじゃなく歌も上手いってんだから、全く…
/ MOMOTARO PINK With Original PINKS ( 1978 ) これはビックリ意外な完成度の高さ。田中研二『チャーリー・フロイドのように』でバックを務めた貧゜苦巣の唯一作。URCからリリースされる可能性があったものが、URC倒産の憂き目に遭い、自主盤として…
/ Soul Speak ( Universal / 2008 ) ここの所リピートしているマイケル・マクドナルドの新作。モータウンカバー集の全2作に次ぐ、ソウル・カバー集。自作の新曲も3曲入ってはいるが、もう新曲で勝負することは止めているような気もする。マア彼の喉が快調な…
/ Souvenir ( 1989 ) ビル・ダノフと言えば、奥方タフィ・ニヴァートと共に” Take Me Home, Country Roads”を書いた人物。歌ったのはチャド・ミッチェル・トリオを経てソロ歌手になったジョン・デンヴァー。ジョンはこの曲の共作者としてクレジットされてい…
とうとう出ました!あのヒッピーズ・アンセム”Get Together”のディノ・ヴァレンティ版デモ!それを収録しているのが、昨年末にリリースされたこのコンピなのだが、日本盤も最近出たようだ。まあ、バーズ・ファンには知られた音源も多いので輸入盤で十分でし…
/ Mind Dusters ( 1968 ) 最近どうも余裕がなく。ケニー・ランキンのライブに行ったのも先週の日曜か… 個人的にはブルーノートで1回、昨年コットン・クラブで観ているから今回で3回目となる生ケニー。今回はウッドベースもナシの弾き語り。今年で68歳を迎え…
/ Live in Japan ( 1971 ) 行って参りました!フル・オーケストラにてバート・バカラック11年ぶりの来日公演。御歳80歳を迎えんとするポップス界のレジェンド。旧年来の友人と当日券狙いにて拝みに行くことを決意。 チケットを無事入手し、国際フォーラムに…
/ 海岸へおいでよ ( Sony / 2007) うーん、なかなかいいじゃないですか。一度聴いた時はあまりピンとこなかったけれど、今日二度目に聴いてみたらなかなか。休日の余裕がないと音楽は味わえませんな。潮風のするベテランのソニーから昨年出た新作。 本作の…
/ Live ( 2007 ) カーラ・ボノフの2枚組みライブ。思わず手に取ってしまった盤。完成度が高く、時折聴いている。2005年には渋谷のライブハウスDuoにも出演したが、その際の音源も1曲収録。 カーラは寡作の人。リンダ・ロンシュタットに曲提供したことがキッ…
/ Duets friends & friends ( 2008 ) 本当にホッとするアルト・ヴォイス。田舎に帰るような気持ちってこんなものなんだろうか、なんとも懐かしい歌声。こんなにも母性を感じさせる歌手もそう多くはいないだろう。カレン・カーペンターなんかとは被る所がある…
/ Live at Charlottes Web(1974-1978) ( Bella Terra / 2008 ) 南大門焼失…衝撃的なニュースでありました。いち早い復興を願います。 さて、その韓国の再発シーンが熱い!ってのはSSWファンの中ではもはや知られているところなのだが、ここまで来たか、…
/ このままでいいのだろうか ( 1971 ) これはカナリの怪盤。坂本九「見上げてごらん夜の星を」、ドリフターズ「いい湯だな」、由紀さおり「夜明けのスキャット」、ピンキーとキラーズ「恋の季節」、青い三角定規「太陽がくれた季節」、ゲゲゲの鬼太郎…と代表…
/ Catch you!! ( 2008 ) 昨年末にレビューしたJayの新曲”インスタントコーヒー”(http://d.hatena.ne.jp/markrock/20071231)。Jay本来の色を出し切ったR&Bタッチの楽曲に胸が高鳴ったのだが、時を待たずして次なる新曲を届けてくれた。 楽曲に籠めた想い…
/ And Another Thing… ( For Your Love Records / 2000 ) 前回、グレアム・グールドマンのことを記したのだが、その彼の自演集『Thing』(1969)には続編がある。2000年にリリースされた盤で時折取り出したくなる一枚。裏ジャケには69年盤と同じポーズで立つグ…
/ Sings Tony Hazzard ( 1969 ) “Listen to me” ホリーズのこの甘酸っぱいポップソングを作ったのがトニー・ハザードという男。彼の自演盤が貴重なシングル曲を加えて昨年Rev-Olaからリイシューされた。提供曲の自演を聴かせてくれるが、そこそこ歌える人な…