いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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Bruce Springsteen with The Sessions Band

markrock2007-06-30

/ Live In Dublin ( 2007 )


スプリングスティーン親父のシーガー・セッションズ。生のルーツミュージックの迫力に久々に鳥肌が立った。付録DVDの演奏シーンを見るにつけ、コレは生で見たい!と思わせられたのだが、その後行われたツアーはやはり好評だった模様。


今回のライブ盤、CD2枚組+全編DVDを加えた3枚組という大盤振る舞い。ブルーズ、フォーク、ロックといったアメリカ音楽のルーツの地として、アイリッシュミュージックの本場ダブリンを選んだのも頷ける。


冒頭の”Atlantic City”ではメロディを再構築。自身のオリジナルをルーツ・ミュージックの枝葉に位置付けんとする努力を感じる。バンジョー復権が嬉しい。スプファンには”Blinded By The Light”、”If I Should Fall Behind”と言った曲が気にもなるかもしれないが、むしろソッチを期待すると肩透かしかも。スプリングティーン自身も個性を出すと言うより、伝承の語り部として、ルーツミュージックの伝道師として、イタコ演奏に没頭。近年のディランの境地か。そうした姿勢に「才能の枯渇」だのなんだのツマラヌことを世間が言わなくなったのは、リスナーの耳が肥えた証拠。ウレシイ。


とにかくラストの”We Shall Overcome”まで、お腹一杯!ちなみにDVDの映像が暗いのがチョット残念。もう少し各プレイヤーの演奏をじっくり見たかった。ブルーグラスフェス並の真昼間で!