ディズニー・チャンネルが制作した、全世界で大売れしている学園モノ・ミュージカル。2作目まで観る機会に恵まれたが、実にベタベタな作り。私も高校生だったら、この世界に入り込みたい願望にかられたかも。なーんてね。んなわけない。
何といっても魅力を感じたのは、出来すぎた楽曲群。一度聴いたら覚えられる、コレゾ売れ線、な作り。エイティーズタッチのAORバラードがあったり、ジャニーズばりのダンスナンバーがあったり。なんだかんだ商業主義礼賛なワタシは思わず購入。カラオケ付きの2枚組だったが…誰が歌うか!
冒頭のM-1”Start of Something New”、これはもしやリチャード・マークス?と思っていたが、サントラを聴いてみるとロビー・ネヴィルの作。まあ当たらずとも遠からずということで。あと、アダム・ワッツが手がけたM-3”What I’ve Been Looking For”がなかなかの佳曲。M-5”Stick to the Status Quo”は映像と共に聴きたい、ミュージカルらしい作品。これまたエイティーズなロックバラード、M-8”Breaking Free”もなかなか。ただし全体的に、映像が無く音だけだとジャリタレっぽさが気に障る部分も。歌ってるのは子供だし。
とは言え、続編『2』のサントラも悪くない。