いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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Jesse Barish

markrock2007-01-11

/ Mecury Shoes ( RCA AFL1-3420 / 1980 )


ジェシ・バリッシュと言えばジェファーソン・スターシップに”Count On Me”を、そのメンバーであるマーティ・バリンに歌謡曲的な”Heart”のヒットをそれぞれ提供した人物。”Heart”という楽曲、ワムの"Careless Whisper"やバーティ・ヒギンスの"Casablanca"と共に当時の日本の音楽シーンに相当のフォロワーを生んだ。


今回取り上げた『Mercury Shoes』に先んじたソロ作『Jesse Barish』(1978)は”Count On Me”の再演もあり、聴き所の多い作だった。


それに比してこのセカンドはどうか。A面のロック的なアプローチが彼の特色を薄めてしまった点は否めず。しゃがれたボーカルとハードなギターサウンドは合うとも思えるが、彼のロマンティックな曲調が全体的に影を潜めてしまったのは惜しい。


もちろんB-1”Watermelon Dreams”のようなAORっぽい渋いミディアムものもあるにはあるのだが。他にはウェストコーストぽいカントリーロックB-2”Valley Of A Thousand Dream”、ディスコ・ロックA-3”Love Is A Chain”、爽快なコーラスがハマッたA-4”Street Music”などが耳に残った。A面のハードロッキンなイメチェンに面食らわなければ、B面は悪くない。


ところでジェシが在籍していたシェルターからのスワンプバンドの唯一作『Jesse, Wolff, & Whings』は未聴ながら気になるところ。最新作は2003年の『Cherry Road』。CDBabyで買える。http://cdbaby.com/cd/jessebarish