いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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J. Michael Henderson

markrock2006-12-30

/ To Make The Night Complete ( jmh records / 1976 )


インディアナの700WESTもの。1976年リリースの作品だが、CDで聴いてみると自主臭が漂っていて、メジャーレーベルものの洗練とは一線を画している。ただし、Pre-AORテイストを求める向きには実にタマラナイ音。曲の色彩には正直バラツキもあるが、一曲一曲の完成度は素晴らしい。まずポップなピアノのフレーズに導かれるM-1”My Music”はポール・マッカートニー的センスを感じる佳曲。M-2”With Nobody Else Around”やM-6”A Song For Jude”はマイケル・ジョンソンを思わせるまろやかなアクースティックAOR。ポップカントリーM-5”It Never Hurts To Cry”やM-8”You’re But A Dream, My Lady”もなかなかのフォーキー名曲。M-3”Because That Someone Is You”はエレキの音が哀愁AOR。A-4”You Might Think I’m A Stranger”みたいなピアノバラードもあったり。ラストのタイトル曲M-11は割とジャジーなバラード”To Make The Night Complete”。うーむ。これにしても一曲だけで見ると完成度は高いのだが、何度も言うようだがアルバム全体を通して聴くと、余りにもとっ散らかった印象が否めない。マアこれもSSW〜AORへと衣替えを余儀なくされる自作自演歌手の「過渡期」を象徴しております。