いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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[NEW!!]2022年12月23日発売、バディ・ホリー・アンド・ザ・クリケッツ 『ザ・バディ・ホリー・ストーリー』(オールデイズレコード)のライナーノーツ寄稿しました。
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Doris Abrahams

markrock2009-12-23

/ Labor Of Love ( BIGPINK / 2009 )


以前Vividから再発されたドリス・エイブラムスの唯一盤が韓国のリイシューレーベルBIG PINKから出ました。紙ジャケってことで購入。元々Philoからのリリースってことで、フォーク畑の人なのだろうが、1976年と言う時代がポップ、ソウルとのミックスを可能にしていて。土の匂いを保ちつつもAOR的洗練が施されているのが堪らない。ロザリー・ソレルズなんかと共に好きな盤。


冒頭2曲で決まり。ムチャポップなアクースティック・グルーブA-1”Dance The Night Away”とローラ・ニーロ・スタイルのバラードA-2”Hurricane In My Heart”。2曲共にパット・アルジャーの作。パットはカントリー・フィールドのソングライターとしてガース・ブルックスらに曲提供している。ジェイムス&リヴィングストン・テイラーが唄った”City Lights”のオリジナルなどを収録した『From The Heart』(1980)をパットと一緒に作ったのが本作のプロデューサー、アーティ・トラウムというわけで。ウッドストック系ミュージシャンのサポートが素晴らしい。


他にもジェシ・コリン・ヤングの”Sunlight”やコール・ポーターの”Let’s Do It”、ジェフリー・ガッチョンの”I’ll Be Your Old Lady”など曲が揃っている。純粋なフォークはミッキー・ニューベリーのM-7”Are My Thoughts With You”くらい。ドリスの自作は2曲ながら、シンガーソングライター的感触を持っているのも魅力。