*['60-'70 ロック] Blue Rose / Same (Epic / 1972) 60年代や70年代のレコードを中心に聴き続けているけれど、まだまだ知らない盤がある。70年代初頭のエピックは1枚きりの無名バンドのレコードを沢山出していて、その殆どが当たり、ということに最近気がつ…
*[SSW] Buzz Rabin / Cross Country Cowboy (Elektra / 1974) リンゴ・スターのカントリー好きは有名だけれど、それというのも、ロカビリーの中にふんだんに含まれているカントリー/ヒルビリー成分に感化されていたということだろう。リンゴ同様、カール…
*[カントリー] Willie Nelson / Willie Nelson’s Greatest Hits (& Some That Will Be) (Columbia / 1981) ウィリー・ネルソンですよ。現在御歳86歳ですか。この時からお爺ちゃんのような風貌だから、今もあまり見た目のイメージは変わっていない。カントリ…
*[ソフトロック] The New Colony Six / Revelations(Mercury / 1968) ニュー・コロニー・シックスといえば、60年代後半に活躍したシカゴ出身のソフト・ロック・バンド。ソフト・ロックといっても、60年代のマーキュリーのB級バンドのガレージ色も当然ある…
*[フォーク] Rolf Cahn & Eric Von Schmidt(Folkways / 1961) 天気がいいとなかなかゴキゲン。唐突ながら、今年で40歳になってしまう。ジョンが亡くなった歳ですよ。色々と思うところはある。しかし我々の世代(という言い方も我々くらいまでしか通用しな…
www.youtube.com *[ライブ] miya takehiro 2019ワンマン & BIRTHDAY LIVE(渋谷 JZ Brat / 2019.5.12) 昨日は、ウクレレ片手に全国のフェスやライブハウスを盛り上げているmiya takehiro 2019ワンマン & BIRTHDAY LIVEを観に渋谷 JZ Bratに。もしかしてラ…
*[SSW] Daniel Kwon / Little Koalas (Bela Slovik r-02 xox / 2019) 個性派SSWのダニエル・クオン(Daniel Kwon)待望の新作『Little Koalas』はナントまさかの45回転7インチシングル!アナログに並々ならぬ思い入れを持つ彼ならではのセレクトとも思え…
*[コラム] シアトルの中古レコード屋 1か月ぶりの更新。気付けば新年度、慌しくも街中はフレッシュな活気に満ちておりますが。年度を跨いで10日間、仕事でアメリカ・シアトルへ。アメリカには大昔住んでいたことがあったけれど、今回行ったのは20年近くぶり…
*[日本のフォーク・ロック] 細野晴臣 / HOCHONO HOUSE(Victor / 2019) ホソノさんの新譜。しかもソロ1作目『HOSONO HOUSE』の完全セルフ・リメイク(プロデュース、ミックス、ボーカル、楽器)という趣向。でもこの辺の感じが「いま」が時代の転換点であ…
*[SSW] Lindy Stevens / Pure Devotion (Decca / 1972) 最近何気なく買ってみて感動した盤。リンディ・スティーヴンスというミルウォーキー出身の女性ジーザス系シンガーソングライターの唯一作。ダニエル&マシュー・ムーア兄弟の参加も目を引く(プロ…
*[フォーク] Guy Carawan / The Best Of Guy Carawan(Prestige / 1961) 2015年に87歳で亡くなったガイ・キャラワン(1927年LA生まれ)。この人が公民権運動のアンセムとしてジョーン・バエズ他が歌った”We Shall Overcome(勝利を我等に)”を歌い始めた人…
*['60-'70 ロック] Joey Stec / Same( Playboy / 1976) スワンプの宝庫としばしば言われるプレイボーイ・レーベルより(あのプレイボーイが持っていたレーベル)。1976年にリリースされジョーイ・ステックの名盤。世界的にカルトな人気を誇るミレニウムの…
*[日本のフォーク・ロック] OFF COURSE / オフコース・アンソロジー(東芝EMI / 1977) 小6で“ラブストーリーは突然に”が大ヒットして小田和正を意識して以来、まあ正直隠れ小田マニアみたいな感じで。参加作とか提供曲も全部集めるみたいなことをやってきた…
*[フォーク] Fat City / Reincarnation(Probe / 1969) 芽瑠璃堂の実店舗が復活するというニュース。いいですね~。今実家が吉祥寺なのだけれど、私が認識した時点では既に芽瑠璃堂もぐゎらん堂も存在しなかった。いせやはもちろんあったし、「のろ」や喫茶…
*[ソフトロック] Jonah / Same(20th Century / 1974) 先日ブログに書いたビクターの70年代初頭のスピーカーだけれど、それ以後も手入れにそれなりの時間を要しまして。まだ接点不良があるようだったので、再びバラして出来る限りの接点復活を試みたり、あ…
*[フォーク] Josh White Jr. / Same(Vanguad / 1978) ジョシュ・ホワイトといえば、アメリカン・フォーク界の黒人ソングスターみたいな人。1914年に生まれ、1969年に55歳の若さで亡くなっている。ディランからPP&M、そして彼らより年長のピート・シーガー…
*[コラム] スピーカーの至福 最近焦ったことを幾つか…まずは芽瑠璃堂マガジンでリンクして頂いている、2005年からやっている拙ブログ、はてなダイアリーに開設していたのだけれど、2019年1月末でサービス終了なのだという。2月に気付いたけれど。こういう時…
*[AOR] Kenny Rogers / What About Me?(RCA / 1984) 前回ジェイムス・イングラムを取り上げた後、SNSで彼のファンを公言している人が結構多いことに気が付いた。そんなわけで、カントリー・シンガー、ケニー・ロジャースのAOR名盤『What About Me?』を久々…
*[ソウル] James Ingram / The Best Of James Ingram The Power of Great Music(Warner / 1991) ジェイムス・イングラムが亡くなったとのこと。ミシェル・ルグラン・ショックからも立ち直れないままで。ルーサー・イングラムのお兄さん。そのジェイムスが…
テキサスのシンガー・ソングライター、ボビー・ブリッジャーの1973年RCAからの2作目。60年代後半にはカントリー寄りのレーベル(何しろロイ・オービスン、クリス・クリストオファスン、トニー・ジョー・ホワイト、そしてディキシー・チックス!)という印象…
ジャクソン・ファイブ〜ジャクソンズの三男ジャーメイン、1972年初のソロ・アルバム。スムースなボーカルやグループを脱退しての積極的なソロ活動を含めて、弟マイケル・ジャクソンのモデルとなったのではなかろうか。なかなか自己主張が強く、キツい性格な…
LPを発見。懐かしくて手に取ってしまった。ナンシー・グリフィスの1989年作。1994年にグラミーのコンテンポラリー・フォーク・アルバムを受賞した『Other Voices, Other Rooms』が何と言ってもインパクトがあった。高校生の頃、リアルタイムで沢山アルバムを…
オクラホマ生まれの女性カントリーシンガー、ベッキー・ホブス3枚目のアルバム。彼女は現在68歳。当時は28歳、フレッシュで明るいキャラクターの若手カントリー・シンガーだった。注目したのはカントリーAOR界の名作曲家でテレビドラマのサウンドトラックも…
明けましておめでとうございます。今年も本ブログを何卒宜しくお願いいたします。 昨年は多くの方々のご協力を賜り、9月に初めての単著(『哲学するタネ――高校倫理が教える70章【東洋思想編】』明月堂書店)を出版する運びとなった。正直自分が今までに出…
ノブ・リック・アッパー10000なんて言っても、なんじゃそりゃ?となりますが。エリック・ジェイコブセンが在籍したモダン・フォーク〜ブルーグラス・グループ。エリック・ジェイコブセンといえばジョン・セバスチャン、ザル・ヤノフスキーらのラヴィン・スプ…
隠れ大江千里ファンって男性に多いんじゃないかな。何を隠そう私もそのひとり。アルバムは全部聴いていると思う。渡辺美里とかエピックソニーの関連作から入って、リアルタイムでは”格好悪いふられ方”がミリオンになったのを目撃した。ジャズ化してからも一…
発想が斬新だと感じたレコード。坂本九にリアルタイムの日本のフォーク・ヒットを、アメリカのカントリー・ミュージシャンをバックに歌わせる、という。編曲のクリフ・ロバートソンは俳優とは別人でパット・ブーンなんかを手がけた人らしい。選ばれているの…
遅れてきたフォーク・シンガー高橋忠史(1977年デビュー)の隠れた大名盤。現在闘病中の石川鷹彦がアコギ、ガット、フラマン、ドブロ、キーボード、シンセなどで全面参加したアコースティックな音作り(山田秀俊もキーボードで参加)。石川大先生の全面参加…
ロシアから荷物が届いて何だったかな、と思ったら以前e-bayで注文したスティーブ・ペリー25年ぶりの新譜だった。タイトルは『Traces』(軌跡)、いや、てか奇跡かな、と。今年10月5日リリース。『FOR THE LOVE OF STRANGE MEDICINE』が出たのは1994年。これ…
久々の更新。レコードもライブも色々盛り沢山な今日この頃で。10月27日はご本人から直接お電話頂いたもので、行かないわけには!とばかりに、私のファーストでアレンジをして頂いた(第二、第三の円熟期を迎えておられる)佐藤龍一さんのライブat大森・風に…