2006-01-01から1年間の記事一覧
/ A Simpler Time ( A&M AMP2019 / 1977 ) ハンチングを被った詩人マイケル・カタキスさん。お腹が出てもう中年といった趣きだが当時は新人だったと言うから人は見かけによらない。実を言うと、個人的にこれほどCD化を願っている盤は無いのである。まずモ…
/ Same ( RCA 10001 / 1974 ) まろやかなカントリーロックサウンド、ディグビー・リチャーズのアメリカにおけるおそらくファーストLPだ。ラリー・マレイのプロデュース作はやはりハズレなし。この盤に関して、飛びぬけた曲は正直無いがとにかく安心して聴…
/ Live In Salt Lake City (Brilliant BT33092 / 2004) これぞアメリカ人、とでもいいたくなるような風貌の元シカゴ、ピーター・セテラ。イーグルスのドン・ヘンリーとかと同種の伊達男である。このライブ盤、2003年にシンフォニーオーケストラをバックに行…
/ LIVE 新宿発・謎の電車 ( アルタミラミュージック / 2006 )いいですねえ。シバさんの大満足74分のフルライブ盤!『タカダワタル的』や『ゴールデンカップス・ワンモアタイム』で名を上げたアルタミラミュージック(最近アルタミラは"バタやん"こと田…
/ Same ( 20th Century 418 / 1973 )1973年と言う時代性を考えると、実に洗練された音作りをしていたんだなあと思わせられるエバーグリーンなピアノ系SSW、ジム・グレイディ。ノーマン・シーフのジャケ写が既にいい。アレンジにはマイケル・オマーティア…
/ Freeway Getaway ( RCA LSP-4509 / 1971 ) 気になるSSWだったが、先日シールド盤を格安で発見したので購入。35年の時を経て開封、ということで35年前の空気を吸おうと顔を近づけたら思わずむせてしまった。埃っぽい!さて、インド生まれのClive Sarsted…
/ Hobo’s Concerts<ロック編> 1974年開催の音楽イベント「ホーボーズ・コンサート」よりいわゆるティンパン・アレー系のミュージシャンの演奏を抜いたもの。こうしたコンピでは、大抵どうでもいい(と言っては失礼だが)演奏も収められていたりするものだ…
/ John Lennon Forever ( 日本コロムビア COCA-9371 / 1991 ) 深夜帰宅し、夕刊を読んでいてビックリ。なんとビリー・プレストン、亡くなったんですね。しかも昨年11月から意識不明だったなんて。色々トラブル絡みな人ではありましたが、達者なキーボードサ…
/ Tails of the City ( Lovenotes / 2004 )元フィフス・アベニュー・バンドのマレイ・ウェインストックの犬曲集。12曲あくまで犬ずくしです。とりわけ犬を飼っているわけでもない私も、物言うワンちゃんの顔が思い浮かぶ乙な仕上がり。マレイさん初のソロア…
/ Love, A Feeling Of ( Warner WS-1706 / 1967 ) モダン・フォークの雄、チャド・ミッチェル・トリオ解散後のソロ作。後任はジョン・デンバーであったことは余りにも有名。解散後はポピュラー風情の盤をリリースしている。とにかくボブ・ドロウとスチュワー…
/ Same ( Capitol ST-11684 / 1977 ) 「ウッドストックに最も似つかわしくない男」と呼ばれた天使顔バート・ソマー、1977年、4枚目のソロ作。元々はバロック・ロックとも形容され、”Walk Away Renee”で知られる60年代のバンド、レフト・バンクの途中加入メン…
/ the wonderground ( BoyMeetsGirl Music / 2003 ) ボーイ・ミーツ・ガール!彼らがまだ活動していたとは!って小室哲哉ではありません、念のため。ボーイ・ミーツ・ガールはジョージ・メリル、シャノン・ルビカムの夫婦ソングライターコンビ。ホイットニー…
/ 律とイサト ( Seals Records / 1999 ) 今年4月に出た中川イサトの極上インスト盤『ACOUSTIC PARADISE』は、丸山ももたろうを交えて、ザ・バンド ”The Weight”や”The Water Is Wide”、マル・ウォルドロン”Left Alone”などを表情豊かに弾きこんでいて、彼…
/ Not A Through Street ( Priority[CBS] /1983 ) 全く期待できないAOR風味のジャケ。サマにもなっていない。しかも値段は20円。レコは金じゃないと思うが、それでもジョニー・リヴァース!と思い購入。おそるおそる聴いてみると、中身は意外にもむちゃく…
/ All I Ever Need Is You ( Kaap KS3660 / 1972 ) 失礼ながら不釣合いな夫婦だなあと思う。音楽界ではキャリアも長く、後に市長さんにまでなっちゃうオッサン、ソニー・ボノと、エキゾチックな絶世の美女のシェールですか。ううん、不思議。このレコは最…
/ Same( Sony /2006 ) ポール・マッカートニーの離婚、ですか。下世話なニュースで恐縮だが、ヘザーさんとは相性がイマイチだった模様。さてさて、一連のナイアガラものからすると、一番ナイアガラから遠い位置にいると思っていたシャネルズ〜ラッツ&スタ…
/ Andy ( Columbia AL34299 / 1976 ) アンディ・ウィリアムス、ジョニー・マティス、ジャック・ジョーンズあたりのポピュラー歌手のLPは見つけたら買うことにしている。とにかく曲良し、歌良し、ということでMOR盤の王道で当たりハズレは殆どない。しか…
/ Surprise ( Warner /2006 ) 衰えぬ冒険心、旺盛な創作意欲、まさにサプライズ! 全編ブライアン・イーノとのコラボレーションがなんと言ってもオドロキのポール・サイモンの新作(イーノのクレジットは”Sonic Landscape”)。イーノのワールドミュージック…
/ High Heel Sneakers His Greatest Hits ( AIM 1504 / 2005 ) GW後、なんとも重苦しい。7日に”お別れ公衆電話”で知られる「お恵ちゃん」こと松山恵子さんが亡くなったとの報。特大ドレスももう見られない。さて、本日Amazonより届いた盤。なんでまたホセ…
(オリジナル・ソングライター・デモ・テープ集)( Cypress /1988 ) 敬遠されがちなエイティーズの音、ここ数年聴きなおしているがなかなか乙なもの。マーヴィン・ゲイ ”Sexual Healing”で有名なポコポコいうリズムマシーン、TR-808の音もある種ノスタルジッ…
27/03/03 ( TONETONE HRAD-00011 / 2006 ) いやはや、奇跡の音源が出てしまいました。2003年3月27日にNHK-FMの番組「ライブビート」で録音された渡・漣の親子共演盤。鈴木慶一さんがオビを書いていたり、出る前から注目していたがこれほどのモノだとは…
/ Sailboat ( Warner 3020 / 1977 ) フォーク・カントリーのSSWで佳作の多いJonathan Edwards。本作は外部ソングライターの楽曲を多く歌いこなしたことで、SSWファンからは良く思われていない作だが、出来は良い。青い海が広がるジャケそのままの爽や…
/ Walking On Ice ( Village Green / 1987) 本日仕事帰りに高田馬場をふらっと訪れた折、あるレコ屋との驚きの出会いがあった。見慣れない一軒があるなあと思って入ってみると、昔懐かしい中古レコード屋の趣き。しかも普通なら1000円前後のロック〜SSWの名…
/ Hazy Sunshine (MGM SE4759 / 1971 ) さすがに新年度、慌しい毎日であります。レコやCDは色々買っているものの更新は遅れがちになり、悩ましい限りです。さて、最近買った盤でまず取り出したるはコレ。New Christy Minstrelsの設立者Randy Sparksの、グ…
ロイ・オービソンと共に黒づくめの男として名高いジョニー・キャッシュ。『レイ』のカントリー版とも言える話題の自伝映画だったが、なかなか楽しめた。自伝映画ゆえ筋はエピソード的になってしまうのは仕方ないが、筋より何よりキャッシュ役のホアキン・フ…
/ Keeping The Legend Alive ( Madacy 50843 / 2004 )今日朝新聞を見ていたら、アイ高野氏(元カーナビーツ〜ゴールデン・カップス〜クリエイション)の訃報が…!The Zombiesのマイナーな一曲”I Love You”をカバーした「好きさ好きさ好きさ」では、シャウト…
行ってきました、ジョン・セバスチャン!と言ってもジム・クエスキン・ジャグバンドのウォッシュタブ・ベーシストのフリッツ・リッチモンド追悼ライブでの来日。フリッツは「ラヴィン・スプーンフル」の名付け親でもあった。ジム・クエスキン、ジェフ・マル…
/There You Are Again ( Chesky Records(Coconut Bay) JD307 /2005 ) ホンワカ、リヴさんの新作を。毎回完成度が高い彼の作品だが、今回はJTの作品と似たテイストで、割とお金をかけた感じのプロダクション。でもアコギの音もちゃんと聴こえて個性は維持。…
/ 30 years young ( BET-TALIS /2004 ) これホントいいなー。実にほほが緩む一枚なのだ。名古屋が生んだウェストコーストを演る実力派バンドであるセンチ。バンドとしての作品のみならず初期竹内まりやのバッキングなど、各々ミュージシャン、スタジオプレイ…
最近レコ屋を流していて気づくのは、90年代に一世を風靡したレア・グルーブ云々といったムーブメントもついに一段落したのだなということ。レア・グルーブって渋谷系なんかがもてはやされた時期からの話だと記憶しているが、過去の誰も知らない音源をとにか…