いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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Mac Davis

markrock2010-03-29

/ Fantasy ( CBS 35284 / 1978 )


帰省先の金沢でWindmill Recordというレコ屋を発見。アナログにそこそこ出物があって、6枚ほど買ってしまった。その中で聴き易そうでまずターンテーブルに載せたのがMac Davis、1978年のAOR風味の佳作。コロンビアでは最後の作でプロデュースはNick De Caro。表はスキー、裏はバスケというスポーティなスタイルがなんとも時代を感じさせるけれど、音の方は悪くない。


世紀のエンターテイナーであり、Elvisの”In The Ghetto”はじめ、優れたソングライターでもあるMac Davis。日本では彼の作品はまともにCD化されていないのが悲しいけれど、日本ではというよりアメリカでもまともに再評価されていない印象を受ける。特にこの時期のLPは盲点だった。


注目は軽快な16ビートのA-1” Music in My Life”。転調をうまく使った、切ないミディアムA-3” I Don't Want to Get Over You”も印象に残った。おっとコレはRupert Holmesの作だった。A面ラストのA-5"Shee Moe Foe"はGary Portnoy作で、こちらもAORファンには気になる所かも。あとは、Barry Mann作で彼自身もシングル発売している名バラードB-2” For No Reason at All”が注目すべき。B-3"Sad Girl"はMacとA.Gordonの共作となっているが、あのThe Magicians出身のAlan Gordonだろうか。結構良い曲。


そしてそして、最後にキラーが。Barefoot JerryのWayne Moss一世一代の名バラードB-5"If There Were Only Time for Love"が出てきた日にゃあ…正直Nick DeCaroプロデュースか、面白いかも、くらいの気持ちで手にとった盤なので、マサカWayneのこの曲が出てくるとは思わなかった。


Lee Ritenour、Ben Benay、Jay Graydon、Ed Greene、Dave Hungate、Ernie Watts、Tom Savianoらが参加している。