いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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David Saw 

markrock2010-02-17

/ Broken Down Figure ( IRIS 1003 / 2008 )


デヴィッド・ソウ。このイギリスのシンガーソングライターに注目したのはカーリー・サイモンの2007年作『Into White』(http://d.hatena.ne.jp/markrock/20070119)。そこには、今春キャロル・キングと来日する元夫ジェイムス・テイラーとの間に設けた息子ベン・テイラーが参加していたわけだけど、そのベンの友人としてソングライティングに存在感を示していたのがデヴィッドだった。カーリー、ベン、デヴィッドの3人でライブをやったりするほどの仲らしい。個人的にはネイム・バリューはベンに負けるけれど、才能はそれ以上だと思っている。


てなわけで、昨年手に入れたのがこのソロアルバム。30分という小品ながら、アクーステッィクギターの弾き語りを基調に、ブラシと弦が絡んできたりと言った静かなる音が印象的。フォーク系のシンガーソングライターを聴き込んでるなと思わされる雰囲気。憂いを帯びた歌声と失った恋の空白を埋めるかのような楽曲に惹き付けられる。ジェシ・ハリスなんかと被るところも。シングルが切られたM-4”Buy My Record”みたいなブルージーにスウィングする作もあって。”サブタレイニアン・ホームシック・ブルース”みたいなイメージで作り始めたのかな。ケヴィン・ベーコン&ジョナサン・クアンビーのMANNAプロダクション制作のM-9”Someone’s Gonna Love You”を除き、デヴィッドとベン・テイラー、ラリー・シャンシアの共同プロデュース。1曲ながらMANNAのプロデュースしたM-9”Someone’s Gonna Love You”がポップで印象に残った。MySpaceで視聴も出来るので、是非。


http://www.myspace.com/davidsaw