/ Disney Adventures in COUNTRY ( EMI / 2008 )
東京に居ながらにして、生まれてこのかた30年間、ディズニー・ランドなんぞというものには行った事が無い。でも、ディズニー・ソングというのは嫌いではなくって。むしろアメリカのポピュラー音楽の凄く大事な部分に位置していると思う。
それで今年、去年出たディズニー・コンピの新装盤が出ていて。ディズニーをジャズ、ボサノヴァ、ブルーグラスで聴かせるというシリーズ。まず私が手に取ってみたのはカントリー篇。
コンテンポラリーなカントリー・サウンドにのってLittle Texasの”Kiss The Girl”が飛び出してくる辺りからご機嫌な仕上がり。ベテランのタニア・タッカーの”Someday My Prince Will Come”も快活な出来。その他にもアリスン・クラウス、ジョージ・ジョーンズ、フェイス・ヒル、シェルビー・リン、ブライアン・ホワイトといった有名どころが参加している。ダイアモンド・リオの”Beauty And The Beast”やコリン・レイアの”A Whole New World”といったピーボ・ブライソンのバラードものが結構良くて。80〜90年代に一世を風靡したメインストリームの王道バラードって今ではカントリー・シーンで聴ける事も多いから。
安価だし、なかなか良いコンピ。