いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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Eric Martin

markrock2009-12-03

/ Mr.Vocalist X’mas ( Sony / 2009 )


トム・ペティの新作4枚組ライブ・アーカイブなんていう凄いモノを聴き込んでいるもので、ちょっと耳を安らげるためにこんなものを取り出してみた。コレは11月辺りに出たエリック・マーティンのクリスマスソング集。言わずと知れたミスター・ビッグの若作りヴォーカリストだけれど、日本市場でウケにウケた人だから、近作2枚のカバーアルバムは必然の流れだった。そのカバー盤は洋楽カバーの方が面白かったな、なんとなく。シンディ・ローパーの”Time After Time”なんかが入っていて。


さて、今作はJ-POPと洋モノが半々。アレンジを崩しようがない定番”クリスマス・イブ”なんかも含んでいるけれど、どうせエリックならB’zを歌わせたM-3”いつかのメリークリスマス”の方がエグかった。バブル期にも多く出たけれど、逆カバーって、日本の音楽の受容と成熟を考える上で意外と重要。洋楽のノリを邪魔する日本語の難しさよ。反対に海外アーティストが日本語で歌うやつを聴くとそれを痛感する。シカゴの”ロウダウン”(北山修訳詩)とかね。


洋モノの方は、マライアの”恋人たちのクリスマス”やバンドエイドの”Do They Know It’s Christmas?”もあって節操が無い。福原美穂とデュエットした”Happy Christmas (War Is Over)”はそこそこ響くものがあった。