/ A Touch Of Bryant ( CMH Records / 1980 )
昨日ニュースを見ていたら、松本零士と槇原敬之が和解したとか。まあ比較的どうでもいいけど、アナタも銀河鉄道とか言ってるけどソレ、宮沢賢治だろ、と思わず突っ込みたくなった。まあ何はともあれ和解はめでたい。
円高ですね〜。アメリカからレコードを買うしかないですな。今日届いたレコはフェリス&ブードロー・ブライアント夫妻の自演集『A Touch Of Bryant』。S&G経由でエヴァリーを聴いた高校生の頃。良い曲は全てFelice & Boudleaux Bryantとクレジットされているわけですよ。一体誰なんだろう、なんて読むんだろうなんて思っていた時代からしばらく経ちまして。最近ふと、自らのレコードってないのかな、って思ったもので探してみたら案の定ありました。
1980年ということで、彼らにしたらかなりお歳を召されてから作った盤(夫のブードローは当時60歳)。しかし、二人の仲睦まじいボーカルを味わえるナッシュビル録音の雰囲気盤。アレン・ムーア・シンガーズのサポートを得て、朴訥としたボーカルを聴かせる。A-1”When I Stop Loving You”ではチェット・アトキンスとレニー・ブルーがガット・ギターで参加。そのほかアメリカン・ポップスらしい甘いコード進行を堪能できる名曲A-2”Raining In My Heart”(バディ・ホリー)、ブルーグラスなA-3”I Can Hear Kentucky Calling Me”(オズボーン・ブラザーズ)、そして極めつけはA-6”Bye, Bye, Love”(エヴァリー・ブラザーズ)の自演。アクースティックギターが鳴っていてとても良い。
B面はB面でテネシー州歌にもなっているB-2”Rocky Top”(オズボーン・ブラザーズ)やらB-6”All I Have To Do Is Dream”(エヴァリー・ブラザーズ)やら。参ってしまいます。