いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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 マーク(堀内護) 

markrock2009-01-18

/ 謎の?MARK デモ音源 ( 自主 / 2008 )


ガロのマークこと堀内護のライブ、行って参りました。場所は五反田のRockyというライブハウス。なんでもマスターがマークと高校の同期なんだとか。サポートするのは、最近宮崎サンシャインFMで番組(http://www8.plala.or.jp/markandcash/index.htm)をマークと一緒にやっているCASHのメンバー。マーク久々の復帰作だった1994年のグッド・フレンズ(ウッドストックの夏』)にも参加していた太田シノブとヒロ渡辺だ。今年で還暦を迎えると言うマークさん、トレードマークのサングラスは変わらず。流石に往年の声量を取り戻すには至っていなかったが、CSNスタイルの完璧なコーラスとギターワークで完全にサポート。マークも安心しきって伸び伸びとプレイ。


3ステージだったが、予想以上でガロ・ナンバーのオンパレード。正直涙モノだった。ファースト・ステージでは、1972年の1st『GARO』より、ファーストシングルでもあった”たんぽぽ”と”何もかも遠くへ”、さらに『GARO2』より”美しすぎて”を披露。”たんぽぽ”は思わず1971年の全日本フォーク・ジャンボリーでの演奏が頭を過ぎったりもして。さらにセカンド・ステージではストラトベンチャーズを弾くコーナーもありつつ、”ピクニック”、”散歩”、”さいごの手紙”、”ロマンス”なんかを披露。さらにサード・ステージではエレクトリック・セットで”地球はメリーゴーランド”、”学生街の喫茶店”、”一枚の楽譜”と言った代表曲に加え、”一人で行くさ”、”時の魔法”、”木馬”さらにさらに、ラストはガロの原点を、と言うMCでCSN&Yの”オハイオ”をキメる!ガロ版のオハイオニューロックの夜明け URC編』などでCD化されているけれど。もう参ってしまった。


さらに会場では、現在入手困難になっているマークの2枚のソロアルバム『六夢』(1976)、『MARK BRIGHT』(1977)のデモ音源のCD-Rが2000円で販売されていた。これは買わないわけにはいかない。さて、内容だが、曲目は以下の通り。音質は良好とは言えないが、タイトルから既にクロスビーを思わせるM-1”木の船”はギター、ピアノにコーラスも入っていて早速良い。間奏はシンセ。濃密なマークの世界。M-2は歌謡テイストの佳曲。M-3は珍しく祭囃子の入った珍曲、アコギで聴かせるM-4はこれまたクロスビー風コーラスが堪らない。M-5はメジャーセブンスがとてもガロっぽい。アコギの弾き語りにコーラスを被せている。マークのハイトーンが素晴らしい。M-6はマークさんが時折作るオールディーズ風の作。


1. 木の船(六夢)
2. 電車がつけば(MARK BRIGHT)
3. 祭り日和(六夢)
4. 潮騒(MARK BRIGHT)
5. 蒼いハイウェイ(六夢)
6. 甘いお酒(六夢)


終演後、マークの新作について尋ねてみると、既に20曲ほどレコーディングしているとのこと。時間が無くてまだ出せないんだ、とおっしゃっていたけれど、本当に楽しみでならない!既出作品が少なくて、ヤキモキした期間が長かっただけに、ココへ来て新曲ラッシュとなりますと、悶絶といいますか、ショック死してしまいそうですな。ボーカルこと大野真澄も今月14日に新作『Vocal’s Vocals』(http://www.forlife.co.jp/ohnomasumi/vocals090109/) が出た。ウッドストック40周年のこの年に、とうとう波がキました。