いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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 Gene MacLellan

markrock2006-02-18

/ Street Corner Preacher (Capitol 660 / 1970 )


“Snowbird”と“Put Your Hand in the Hand”という2大ヒットを生み出したカナディアン・ソングライターの自演盤。この盤は2大ヒットに合わせて1st LP『Gene MacLellan』を新装したアメリカ盤と思われる。晴れた週末に時折聴きたくなる。

タイトル曲A-1”Street Corner Preacher”はレイ・チャールズが歌うポップなブルース風。ストリングスが入るので、あまり泥臭くならない。A-2”Thorn In My Shoes”から既にこの人らしいポップでメロウなカントリーポップ。とてもいい。A-3”Pages of Time”やB-1”Face in the Mirror”はカントリー。Al MartinoがレコーディングしたA-4“The Call”はスロウな”Gentle On My Mind”という、まあ言ってしまえば”Snowbird”と同じつくり。そしてA-5”Isle of Saint Jean”は意外にもカントリーソウルな迫り具合。スタンダードジャズな雰囲気で切ないサビを持つB-2”What Can You Do”は埋もれさせるには惜しい大名曲。いつもリピートしてしまう。B-4”Hard As I Try”もそのセンだが、カントリーに留まらないソングライティングに間口の広さを感じさせる。B-3”Snowbird”はAnne Murrayヴァージョンと同様の雰囲気。やはり名曲。Perry Comoのヴァージョンなども久々に取り出して聴いてみたが、悪くない。ラストB-5”Death of the Black Donnellys”はカントリー悲歌。

2ndの『If It's Alright with You』(1977)や3rd『Gene & Marty』(1979)にはまだお目にかかったことがないが、是非聴いてみたいものだ。