いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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[NEW!!]2022年2月24日発売、ビッグ・ボッパー『シャンティリー・レース』、フィル・フィリップス『シー・オブ・ラブ:ベスト・オブ・アーリー・イヤーズ』、チャド・アンド・ジェレミー『遠くの海岸 + キャベツと王様』の3枚のライナーノーツ寄稿しました。
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[NEW!!]2022年12月23日発売、バディ・ホリー・アンド・ザ・クリケッツ 『ザ・バディ・ホリー・ストーリー』(オールデイズレコード)のライナーノーツ寄稿しました。
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TOM & JERRY / HEY,SCHOOLGIRL / DANCIN’ WILD

*[45s] TOM & JERRY / HEY,SCHOOLGIRL / DANCIN’ WILD ( BIG RECORDS / 1957 )

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S&G(サイモン&ガーファンクル)結成前のトム&ジェリー名義のシングル。これだけS&Gが好きなのに、なぜか手元にないことに気が付いた。そこで、カレン・ダルトンバンジョーを所有されているという通販の名店DISC FILEにて購入。CDではアート・ガーファンクルのデビュー前、アーティ・ガー名義の音源とかポールのソロ時代の諸々を含めたコンピで聴けるし、S&G人気に便乗したPickwickのLPやBig Recordsの怪しげなLPもあった。

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しかし”HEY,SCHOOLGIRL”は全米52位というそれなりの小ヒットでもあったわけで、それなりに出回っている盤だと思う。やはり45回転の迫力に勝るものはない。エヴァリー・ブラザーズをモデルに個性を模索していた二人の青々しさは、まぶしいほどだ。来日公演でも一節演ってくれたのを思い出す。クレジットは両面ともトミー・グラフ&ジェリー・ランディス名義(トミーがアート、ジェリーがポール)だけれど、これはセカンド・プレスで、ファースト・プレスはA.ガーファンクル&P.サイモンになっているみたい。こちらはセカンド・プレスということになる。

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このコロナ自粛期間中、ツアーは引退し79歳になったポールが、S&Gの”The Boxer”や”Homeward Bound”や、妻のSSWエディ・ブリケルとThe Bobbettesの”Mr.Lee”を演奏する姿をYouTubeで観た。”Mr.Lee”は”HEY,SCHOOLGIRL”がリリースされた1957年の楽曲。時代は巡り巡って、また始まりの時へ。変わらぬイノセンスに改めてアメリカの至宝だと感じ入った所。
https://www.youtube.com/watch?v=-z3Gf9Ni7ts