いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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Stampeders

markrock2013-06-13

/ Sweet City Woman ( Bell 6068 / 1971 )


レコード・ショップ芽瑠璃堂さんのご厚意で、HPの「芽瑠璃堂マガジン」(http://www.clinck.co.jp/merurido/magazine.php)の一つとして当ブログをリンクしていただけることになりました↓
http://www.clinck.co.jp/merurido/_friends/00023/index.php


とっても嬉しいです。そもそも私の2枚のアルバムの販売について連絡を取ったところ、長野社長からじきじきにお返事を頂いたのが始まりで。なんでも以前に当ブログをご覧になって頂けていたとのこと。もともと芽瑠璃堂さん、インターネット専門のWEBショップとなる前は、1970年代の吉祥寺に店舗を構え、音楽ファンには大変よく知られた輸入レコードの名店だった。そして、ブルーズ、ソウル、シンガー・ソングライター、スワンプ等の隠れた名盤をリイシューしてきたレーベル、Vivid Soundもそこから設立された(これ、恥ずかしながら知りませんでした…)。私自身、いまだに…三鷹〜吉祥寺でフォークを演っているということもあり、これぞご縁と思っている。


そんなわけで、ブログのタイトルも「愛すべき音楽よ。」と改めさせていただきました。愛すべき音楽のために、私財を擲って(笑)ますます頑張って参ります!

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Bellからリリースされたカナダ出身のバンドStampeders(スタンピーダーズ)の駄曲皆無のアルバム。Bellらしいポップな味付けの良質なカントリー・ロック。ジュノー賞を獲ったバンジョー入りのヒット・シングル”Sweet City Woman”を収録している。


Stampedersはギター&ボーカルのリッチ・ドッドソン(Rich Dodson)、歌も歌うドラマー、キム・バーリー(Kem Berly)、ベースのロニー・キング(Ronnie King)の3人組。前身バンドからの活動を含めると1964年のデビューと言うことで、遅咲きながら確かなキャリアと実力を持ったミュージシャンだったわけだ。


タイトル曲の他にも、ポップな”Carry Me”、”Sunday Prayin””をはじめ、殆どのソングライティングはリッチが手がけている。ブレッドのジェイムス・グリフィンみたいなソウルフルな喉も持っていて。後期バーズみたいな”Only A Friend”とか、ハッとする曲も沢山ある。モンキーズの70年代的展開ってなロニー・キング作の”Gator Road”も佳曲で聴き所多し。


バンドのその後だが、5枚目のアルバムを出した1977年にリーダーのリッチ(リチャード)・ドッドソンが脱退。残ったメンバーで1枚のアルバムをリリースするも、今度はロニーが脱退。メンバーを加えて1979年に最後のアルバムを出して解散した。その後リッチは1987年に自ら設立したマリゴールド・スタジオでMCAと契約前のアラニス・モリセットのデモを作ったりと音楽制作に精を出すも、1998年に古巣のスタンピーダーズで再結成アルバムをリリースしている。

http://www.stampeders.net/


ところでプロデューサーのメル・ショウ。ジャケットに惹かれて買ってしまった一枚だったのだが、その本盤のデザインも手がけている。ディズニー社のアニメイターとしてファンタジアからバンビ、ライオンキングに関わった才人だったようで、昨年97歳!で大往生を遂げている。