いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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The Guess Who

markrock2010-11-02

/ the spirit lives on the greatest hits live ( J-Bird / 1998 )



今日は一番取り上げるべきでない妙なモノを取り上げてしまう。“誰でしょう?”っていうバンド名にこんなにバカにされるとは思わなかった、というゲス・フーの再結成ライブ盤。


1996年のライブ・レコーディングなのだが、オリジナル・メンバーはリズム隊のゲイリー・ピーターソン、ジム・ケイルしかいない。ジョー・バトラーのラヴィン・スプーンフルだとか、ブルース・パーマーのバッファロー・スプリングフィールドみたいなズッコケ度。バートン・カミングス似のボーカルのテリー・ハッティは1995年のゲス・フー名義のオリジナル・アルバムでも歌っていた人物。それでいて、”American Woman”、”No Sugar”、”Laughing”といったヒット曲で拍手をもらってるんだから、完全に客をダマしているわけだ。バックマン・ターナー・オーヴァードライヴでさらに当てたランディ・バックマンの不在は明らかながらも、観客の多くはボーカルそもそも誰だっけ?ぐらいの人達なんでしょうから。


ぼろくそ言いつつも、このバンド、好きなだけにそこそこは楽しんで聴いてしまう。ちなみにホンモノは近年バックマン・アンド・カミングス名義でツアーもやったり、CDをリリースしたりしている。ランディ・バックマンの方は、バックマン・ターナーで今年新譜もリリースしたばかりだし、まだまだ現役で踏ん張っている。ソロでも、バートン・カミングスはカナダを拠点にしつつ、ツアーなんかをやっている模様。彼の70年代のソロはかなり良質のMORなので、どれもおすすめしたい所。