いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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[NEW!!]極北ラジオ石浦昌之の「哲学するタネ」が書籍化されました。 『哲学するタネ【東洋思想編】――高校倫理が教える70章』(石浦昌之 著)2018年9月発売!! ●石浦昌之著 ●定価:本体2500円+税 ●A5判(並製)384頁
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【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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Vol.3 Seagull Grand

markrock2010-05-02



長い間ミニ・サイズのギターを買ったり売ったりしつつも集めて来たのだが、これもその1つ。なんてことのないギターの割に一番よく弾くことになっているSeagull Grand (S-series)だ。樹齢数百年というカナダの材を惜しげもなく使ったシーガル(その名の通りかもめのロゴ)は、その材とラッカー塗装の割に安い価格帯で勝負している。エレガットで有名なゴダンの傘下にあり、Simon & Patrickやart & lutherieと共にナチュラルな塗装のヨーロピアン・タイプのギターとして存在感を保っている。現在のラインは私が買ったときからさらにモデルチェンジしている模様。


パーラー・サイズでありながら、弾き語りに使えるボリュームを持つ14フレット接続のギターを探していて (12フレットだとカポを付けてのハイポジションが弾けないのだ)出会った一本。試奏した時、ちょっとフレット音痴かな、とは思ったけれど、ギターなんてそんなにチューニングに拘ることができる楽器でもないので、その安さに惹かれて購入。ゴダンのQuantumという3バンドのイコライザーも付いているけれど、エレアコとして使おうと思ったことはない。アンプにつなぐとクセのない典型的なピエゾの音が出るが、マグネティックとミックスしようにも、サウンドホールが小さくて着脱式のピックアップが乗らないのでどうしようもない。


セダー単板にサイドバックはワイルドチェリー。弦はエリクサーのブロンズ(ライト)を張っている。生音は単板らしい木のぬくもりを感じる響き。弾き込む内にボリュームも出てきた。ギターのサイズ的に、ドロップDチューニングをするには低音が欠けているのだが、レギュラー・チューニングでポロポロ指弾きし、作曲なんぞするにはもって来いだ。とても塗装が薄いので表板にすぐピッキングの傷がついてしまうが、それもまた良いと思っている。


ヘッドはねじれを防ぐために先細りの独特の形状。ネックはかまぼこ型で好みではないが、太くもないのでまずまず弾きやすい。ストラップはバランス的にもヘッドに付けるのがベスト。