いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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Dorothy Morrison

markrock2009-11-02

/ Brand New Day ( Buddah / 1970 )


e-bayで落とした盤が一昨日届いた。即決価格4.25ドルだったんだけど、99セントっていうシールがジャケに貼ってある。コレは萎えますね。盤やジャケの汚さから言っても100円だな。日本のレコ屋でも、1200円の値札が付いているのに、100円っていうシールがうっすら残っていたりすることがある。


まあそれは気にしないとして、ドロシー・モリスン。前から欲しいと思っていた、たぶん唯一の作。ポップ・ゴスペルのエドウィン・ホーキンス・シンガーズでも歌っていた人。ボズ・スキャッグス『My Time』とか、グレアム・ナッシュ『Song For Beginners』アル・クーパー『New York City (You’re A Woman)』などの70年代初頭のロックアルバムに参加している。位置付けとしては、メリー・クレイトン盤みたいな感じかな。ドロシーのリリースの方が1年先だけど。ニュー・ソウルと呼応したシンガーソングライター達の楽曲が黒人セッションシンガーによって表現されると言う。


で、メリーとのつながりで言えば、まずA-1はシティ(キャロル・キング)の”Hi De Ho (That Old Sweet Roll)”。ピアノとホーンだけでぐいぐい引っ張っていくジェイムス・テイラーのA-2”Fire And Rain ” にエルトンのA-3”The Border Song”(こちらはアリサよりポップよりの解釈が好感触)、ヴァン・モリスンのタイトル曲A-5という。最高の選曲。そう言えばプロデューサーのルイス・メレンスタインはヴァン・モリスンの『Astral Weeks』を手がけていた。


さらにB面にはノーマン・グリーンバウムのB-2”Spirit In The Sky”に加え、バリー・マンの2曲が!B-1”Black California”にはバリー自身がピアノで加わっていて。パティ・オースティンテルマ・ヒューストンのカバーも知られているけれど、コレがお初のはず。B-3”Peace Brother Peace”はビル・メドリーも歌っていたソウルフルな佳曲。


バッキングはジョージ・ブッチャー(ピアノ)、ジミー・ジョンスン(ドラムス)、後にJTとも組むデヴィッド・スピノザ(ギター)、ジョー・マック(ベース)ら。表ジャケじゃ判らないけれど、裏ジャケではドロシーが笑顔でカンチョー・ポーズをとってます。