/ Same ( Good News GNR-08100 / 1972 )
コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージックの先駆、ラブ・ソングのファースト。メンバーが結構凄くて、メインソングライターは、山下達郎が”I Do”をカバーしたことで知られるキャステルズにいたチャック・ジラード。ブライアン・ウィルソン周辺に居た人のようで、ゲイリー・アッシャーがプロデュースしたホンデルズの”Little Honda”でも歌っていた。
さらにさらに、1981年にAORファンには知られている『Love Is The Key』をリリースすることになるトミー(トム)・クームズも在籍していたりして。
全編なんとも爽やかなコーラスのウェスト・コースト・サウンドが心地良い。ブライアンゆずりなのか重厚なコーラスも聴ける。楽曲はブレッド並に洗練された音もあって粒ぞろい。トム・クームズのB-2”Let Us Be One”がパパパコーラスが印象的な16ビートのラテン・フォーキーで聴きモノ。チャックのバラードB-3”And The Wind Was Low”なんかも、さりげないけれど、当時としてはキレイな音で録れている。
公式サイトも貴重音源を含んでいてなかなか面白い。
http://www.one-way.org/lovesong/music.htm