いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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【書評掲載】
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『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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 サディスティック・ミカ・バンド プロモーションビデオ撮影会( 2006.8.30六本木ヒルズアリーナ )

markrock2006-08-31



大学時代の友人からサプライズなお誘い。キリンラガーのCMで話題になったミカバンド再結成だが、なんとそのプロモビデオ撮影会のチケットが当たったとの事。これは行かないわけにはいかない!

はしだのりひこの代役として坂崎幸之助を迎えたザ・フォーク・クルセダース(フォークル)再結成以降、回帰モードに入っている加藤和彦だが、そのクリエイティビティはあくまで前向き。何より、裏方が長かったこともあり再び前線に出て来て欲しい加藤ファンは諸手を挙げて歓喜しているのでは。一番偉大でありながら、現在若い層に知名度が無いのはきっと加藤さんだろうから。

会場に入ると、木村カエラ目当ての女子中学生〜おやじファンから、高中目当ての熟女ファンまで、まあ老若男女が大集結。目と鼻の先に登場したミカバンドの面々のオーラは凄い。カッコイイ。木村カエラ加藤和彦高中正義小原礼高橋幸宏…。グーの音も出ず。

歌ったのは10月25日発売の新譜『NARKISSOS(ナルキッソス)』より、松山猛-加藤和彦コンビの” 私はBig Bang Bang”。演奏は7回。もちろんプロモ撮影ですから口パクであったりもするんですが、往年のミカバンドの音。懐かしいポップでゴキゲンな70’sロックンロールに仕上がってました。木村カエラの歌が弾けていて相当いい。ちっちゃな体で物怖じせず歌いこなす。ちなみに一応ご丁寧にもサディスティック・“ミカエラ”・バンド名義になってます。高中さんはファンサービス旺盛なのか弾きたがりなのか、”タイムマシンにお願い”のイントロを何度も奏でてくれて、それに応じてメンバーが一度だけ演奏したのだが、やばいです。ミカエラ・バンドでツアー回るなら行かねば!と即決。あと、"帰ってきたヨッパライ"、"黒船"を弾きだしたり、ゲス・フーの"American Woman"のランディ・バックマンのギターソロを弾きだしたり。そういう"気分"なんでしょうね。

ミカバンドと言えば、ロキシー・ミュージックの前座としてイギリスでも大絶賛されたり、ピンク・フロイドを手がけたクリス・トーマスがプロデュースに乗り出したり、高い演奏力とミカさんの魅力で世界的にも受け入れられたバンド。レノンのプラスティック・オノ・バンドをもじったバンド名は加藤らしいユーモア。最終的にはクリス・トーマスとミカさんがくっ付いてしまい、解散したが、その後のメンバーの活躍はご存知の通り。つのだひろや後藤次利も在籍していた。『パッチギ』の縁もあり井筒監督が現在映画も作ってます。


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