いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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 Michael Jackson

markrock2011-12-07

/ Immortal ( Sony Music Japan / 2011 )

死後、未発表テイクを集めた『Michael』が出たけれども、関連CDのリリースはエルヴィス並に永遠に続くだろうと思う、不世出のポップ・アイコン。流石にThis Is Itが叩き売られているのは見るに耐えないが。


さて、シルク・ドゥ・ソレイユの公演用にマッシュ・アップされた本作。手元にあるのはデラックス・エディションという2枚組だが、1枚組も出ている模様。こんな編集盤はどうせなら曲が多い方が良い。


同じく信者がいるビートルズの場合、『LOVE』でいじった音はカナリ賛否両論を呼んだけれど、こちらは余り気にならないのでは?ちょっとしたリミックス盤のような気持ちで聴いている。気の利いたDJの深夜のマイケル特集をラジオで聴いてる気分!未発表テイクや演奏の差し替えがあるんだけれど、そっちも全然気にならない。ジャクソン・ファイヴ、ジャクソンズ、ソロとキャリアを横断した編集も良い感じ。そういえば”Human Nature”のスティーヴ・ポーカロ(EX.TOTO)のデモってずっと聴いてみたいと思っていたけれど、YouTubeにあってビックリ。最近はTOTOのライブでもカバーされたけれど、マイケルへのトリビュートだろう。てなわけで…イモータルの王様マイケルをだらだらと聴こう。


話題は変わってオーディオの話。レコード・コレクターやミュージシャンが良いオーディオで音楽を聴いているかというと、知りうる限り必ずしもそうではなさそうだ。作り手の感覚だと、ウン十万円のスピーカーやアンプに耐えうる録音物を作ろうと思ったら気が張ってしまうし、そんな音楽を作ろうとしている人は残念ながらそうそういなくなってしまっている。PCスピーカーじゃ流石に困るけれど、そこそこのヘッドホンでも良いし、コンポや街中のスピーカーから流れていて心地よい音楽だったら、それは良い音楽なんじゃないかな。


そんな風に思ったから、往年の店舗用スピーカーである、Bose 101 ITという20年前位のちっちゃなスピーカーをリサイクルショップで買ってきて、最近使っている。それをリサイクルショップで1万円もしなかったYAMAHAホームシアター用アンプDSP-AX1500ってやつに繋いでみたら、それこそ喫茶店にいるような音で悪くない。良くも悪くもボーズの音だけど、慣れると違和感ナシ。


ちなみに愛用しているベスタクスのターンテーブルはこれまた中古で買ったmarantzの安物アンプ PM4400とONKYOの木製スピーカーで聴いている。marantzのPM4400だけど、CDを聴く場合は出力がありすぎて、小さいボリュームにすると音が割れてしまう。フォノ端子の方に繋げば割れないから、もっぱらレコード用になっている。近所メイワクを考えるとどうせ爆音で聴けないわけだし、置けるスピーカーの限界を知って身の丈に合った聴取環境を整備せねばイカンと痛感している。