いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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Ronnie Hawkins 

markrock2010-11-21

/ The Hawk ( United Artists / 1979 )


ザ・バンドの面々がホークスという名で、このカナダのローカルなロックンロール歌手のバックバンドを務めていたのは有名な話だ。ホーキンスに対するメンバーの気持ちは複雑なモノを含んでいたようだけれど、それも親から独立する子のような気持ちだったことだろう。


さて、1979年にリリースされた本作はロニーが久々にメジャーシーンに登場した作と考えて良い。いまだに良くLPを中古盤屋で見かけることからしても、そこそこは売れたんじゃないかな。ちょうどザ・バンド『ラスト・ワルツ』を残して解散し、ロックはその使命を一旦終えようとしていた時代。


自身の名前と共にそのかつてのバックバンドを思わせるタイトルの本作、かつてのバンドメンバーだったガース・ハドソンや、リック・ダンコの弟のテリー・ダンコが参加している。その他にも、ジェイムス・バートン、ポール・バターフィールド、ワディ・ワクテル、キース・アリスン(プロデューサー)、マーク・リンゼイ(コーラスで!)が参加。


ここで聴いているのはCD化されたもの。予想以上に音が良かったのでこれは悪くないな。実にリラックスしたセッションの雰囲気の中、相変わらずの老ロックンローラーっぷりを聴かせてくれる。割とカントリー・タッチのものも含まれていて、出来がよい。ドン・ウィリアムスの初ヒットを取り上げた”Shelter of Your Eyes”辺りが気に入った。”Blue Moon Of Kentucky”なんかはエルヴィス・イミテイターだったロニーの面目躍如かな。ライナーには近年の姿も載っているけれど、ガース・ハドソンのような髭面!