いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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 Charlie McCoy

markrock2012-03-10

/ The Real McCoy ( Monument / 1972 )


ディランやエルヴィスといったロック・レジェンドとの共演のみならず、自身もエリア・コード615やベアフット・ジェリーといった職人バンドで知られるハーピストのソロ作。ブルース・ハープ、個人的にはまだまだ満足に吹けない楽器だけれど、その音色に堪らなく惹かれるモノがあって。人間の声に近い所と、カントリー・ミュージックにとっても合う長閑な音に思えるのだ。ジョン・セバスチャンスティービー・ワンダー、チャーリー・マッコイというのが好みのハーピスト。日本では石川二三夫さんが半端無い!


さて、ここでのチャーリー・マッコイ、エリア・コードで聴かれるようなプログレッシブ・カントリーの音なのがポイント。かなりスリリング。代表曲である”Orange Blossom Special”なんかも入ってるし、ラストで”Take Me Home Country Roads”を演っているのも親しみが持てる理由かな。


調べてみると、こちらは1967年のファースト『The World』に次ぐ2枚目のソロ作で、カントリー・チャートで2位まで上がってグラミーも受賞している。曲によっては適度にボーカルも入っているし(ヴォイスとのクレジットでデニス・リンドとバーゲン・ホワイトの名がある)、エリア・コード615〜ベアフット・ジェリーの面々のバッキングはハープ以外も注目に値するもの。エリア・コード盤だけで、満足していた頃に手に入れたものだから、全く同様のスリリングな展開に感動したものだった。これは完全にカントリーのロック的展開でしょう。こんなバンドならやってみたいものだ。


1973年に出た『Good Time Charlie』も好盤。どちらも安いLPだ。ちなみになぜか『Good Time Charlie』のジャケを見ていると、スプーナー・オールダムのソロを思い出して、そちらも聴きたくなってくる。