いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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[NEW!!]2022年2月24日発売、ビッグ・ボッパー『シャンティリー・レース』、フィル・フィリップス『シー・オブ・ラブ:ベスト・オブ・アーリー・イヤーズ』、チャド・アンド・ジェレミー『遠くの海岸 + キャベツと王様』の3枚のライナーノーツ寄稿しました。
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[NEW!!]2022年12月23日発売、バディ・ホリー・アンド・ザ・クリケッツ 『ザ・バディ・ホリー・ストーリー』(オールデイズレコード)のライナーノーツ寄稿しました。
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 Stories

markrock2012-03-06

/ About Us ( Kama Sutra / 1973 )


久々の更新で。先日、私のアルバム『蒼い蜜柑』をサンレインレコーズさんで扱って頂けることになりました!ご自身も素敵なミュージシャンでらっしゃる、ゆーきゃんさん、本当にありがとうございます!レビューも書いていただけて、感激であります。ちなみにサンレインさん、独自のオルタナティブな感性で音楽をセレクトしているお店。ヒットチャートとは無縁でありながら、現代的すぎるほど現代的なラインナップは注目に値します。


いしうらまさゆき『蒼い蜜柑』
↓サンレイン・レコード
http://www.sunrain-records.com/catalog-3600.html



さて。アナログが堪らなく聴きたくなる時ってのが定期的にあって、そう言うときはまず下北沢フラッシュ・ディスク・ランチに行く。あとは吉祥寺のココナツ・ディスクとかね。アナログがメインの店。ってかフラッシュはアナログだけだけど…


しかしフラッシュ・ディスク、デジタルなこんなご時世でこの回転率、凄すぎ。アナログ至上主義的な人ってのはこれからも居続けるんだろうな、と思う。ボロジャケであっても、割とキレイな聴ける盤を3枚2000円の安価でガンガン出すっていうポリシーは好きだな。しかもアメリカ買い付け盤はアメリカの匂い(雰囲気)が染みついてるから、ジャケのスレた感じと言い、唯一無二なのだ。ユニオンでは買わない盤もココだと買ってしまう。もしかすると、音だけじゃなく、アメリカのレコードの持つ空気とか時間とかをソックリそのまんま買ってるのかもしれない。


今回もカナリの収穫。e-bayもいいけど、高い送料を思うと、フラッシュに張り込んだ方が安上がりかもな、と思ってしまう。


まず、”Walk Away Renee”の特大ヒットで知られる元レフト・バンクのマイケル・ブラウンが組んだパワー・ポップ・バンド、Storiesの盤。コレはスルーしていたけれどむちゃくちゃ良い。特に冒頭のA-1”Darling”が素晴らしい。コーラスがキレイな”Love Is In Motion”も耳に残った。


あとはハドソン・ブラザーズ『Ba-Fa』とかデイヴィー・ジョンストンのロケット・レコードから出た『Smiling Face』、ラリー・ネクテルがプロデュースしたパティ・ダールストロムの『Livin’ It Thru』、ナイジェル・オルスンの『Drum Orchestra And Chorus』、まったく今の今まで見落としていたバート・ヤンシュの1975年のカリフォルニア録音盤『Santa Barbara Honeymoon』、割と探していたバリー・マン&シンシア・ワイル書き下ろし曲収録のサントラ『Wild In The Streets』、コレは持ってたかもしれないけれどジョニー・リヴァース『New Lovers and Old Friends』、なかなか才能のあるソフロ〜SSW系のソングライター、デイヴ・アントレルのLPもあったり。300円盤でもウェイン・ニュートンや結構好きなシンガー・ソングライター、ビル・クエイトマン、あとはスティーヴン・ビショップ1989年のインタビュー入りプロモ盤とか。そう言えばLPが消える80年代後半のCDやテープと平行発売された新譜LPってなにげに最近集めようかという気持ちになっている。


レコードにホコリ一つ付けず聴くってのはクラシックやジャズ的な感性なのかな。ソッチ系のレコ屋の盤質へのこだわりは半端無いから。一方フラッシュ・ディスクの方はというと、汚いレコードはジャブジャブ洗って聴こうじゃないか、というね、音を狭い所に閉じこめておかない聴き方なんでしょう。そんなわけでフラッシュで最近発売された大容量アナログ洗浄液が我が家では大活躍している。豪快にジャブジャブ拭き取って、ガツンとぶっとい音でアナログを楽しもう。