いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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[NEW!!]極北ラジオ石浦昌之の「哲学するタネ」が書籍化されました。 『哲学するタネ【東洋思想編】――高校倫理が教える70章』(石浦昌之 著)2018年9月発売!! ●石浦昌之著 ●定価:本体2500円+税 ●A5判(並製)384頁
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【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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Rod McKuen / McKuen Country ( Warner / 1976 )

markrock2018-07-21



暑いですね。毎日汗、汗、汗が全くもってひどい。温暖化も一つ上の局面にきた感じ。被災地の方々にとっても辛い夏だと思う。普段通りの生活に一早く戻れることを願う。

引越しで300枚くらいレコードを売ったのだけれど、売った分かそれ以上がここ2ヶ月でまた戻ってきてしまった。我ながらキリがない。先日は本当に久しぶりに下北フラッシュ・ディスク・ランチを訪問。そう、下北沢の再開発の工事が進んでいてビックリした。色々買ったけれど、フラッシュらしいと思ったのがロッド・マッケンの『McKuen Country』。歳をとったらロッド・マッケンが分かる大人になりたい、と思ったものだった。詩人であり、俳優であり、ソングライター、歌手でもあるロッド。ジャック・ブレルのシャンソンを英語詩にした”If You Go Away”が特大ヒットし、スタンダードとなった。ロッドの曲はフランク・シナトラバーブラ・ストライザンド、グレン・ヤーブロー、アンディ・ウィリアムスなど色んなシンガーに取り上げられている。1969年にオリヴァーが歌った”Jean”(ボブ・クルーのプロデュース)も印象深い。で、この『McKuen Country』はその名の通り、ロッド・マッケンがカントリーに挑んだという異色作。ただ、よく考えると並み居るカントリー・シンガーが既にロッドの楽曲を取り上げていた。中身はナッシュビル録音とカリフォルニア録音が混在。結構良かったのは”Silver Threads And Golden Needles”。ギター・ソロがベンチャーズか?と思ってしまったけれど、おそらくビリー・ストレンジ。他にもグレン・キャンベル、スニーキー・ピート、そして元々ギタリストだったドン・コスタがギターで参加。ピアノではピート・ジョリー、珍しいところではピート・シーガーやバリー・マクガイアが参加。そうそう、ジョン・デンバーが歌ったビル&タフィの”Guess I’d Rather Be In Colorado”やクリス・クリストファソンの”Help Me Make It Through The Night”も独自の美学で訥々と歌っていて◎。

あと、最近手に入れたロッド・マッケンものは1972年にスタニヤンから出た『The Amsterdam Concert』のプレゼンテーション・コピー。ロッド自身のハンド・ナンバリングとサインが左下に入っている。吉祥寺のレコ屋の500円箱で発見した。