いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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[NEW!!]極北ラジオ石浦昌之の「哲学するタネ」が書籍化されました。 『哲学するタネ【東洋思想編】――高校倫理が教える70章』(石浦昌之 著)2018年9月発売!! ●石浦昌之著 ●定価:本体2500円+税 ●A5判(並製)384頁
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【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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 SONG / ALBUM ( MGM SE-4714 / 1970 )

markrock2014-06-01




ここの所の制作モードもちょっと一段落。直近では地元三鷹市の保育園の依頼で、プロデューサー馬下さんと「上連音頭」というのを作ったり。音頭と言えば、「ナイアガラ音頭」ってのがありましたから、テンションは高まりました。。今年の夏祭り用ということで、振り付けなどもつくらしく、いやー、楽しみです。結構良い仕上がりになったと思うので、どこかで紹介できればと嬉しいです。



そして、7月20日発売の私のアルバム『語りえぬものについては咆哮しなければならない』のPVが出来ました!是非聴いていただけたら嬉しいです。
YouTube全曲試聴↓



さらに、今回のアルバムに参加して頂いた、ラッパーのEARVINさん(EX.ウリフターズ)がブログでアルバムを紹介してくれてました!いやー嬉しい!ありがとうございます〜共演した2つのトラック、フォーク×ラップの異色ガチ対決ってな感じなんで是非チェックしてもらいたいです!
http://urft2.exblog.jp/22056938/

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さて、今日は『SONG / ALBUM』を。なんてシンプルなタイトル。こういうアルバムタイトルなんだかグループ名だか判らないような人を食ったような盤が時々ある。まあ「ソング」というバンドの「アルバム」ということなんでしょうけれど。クラーク・ガーマン(Lead.G)、ミッキー・ルーニー・ジュニア(Rhythm.G)、ロブ・レウィン(Ba)、シェリー・シルバーマン(Dr)の4人組。食指が伸びたのも、カート・ベッチャー&キース・オルセンのプロデュース、A&Rはマイケル・ロイド、とあったから。ジャケからして無骨なアメリカン・ロックながら、キース・オルセンなら音は良いだろうと踏んだら、案の定、素晴らしい音!!

キース・オルセンフリートウッド・マックとかもそうだけれど、やはり素晴らしいエンジニアなんだと思う。分離が良く、クリアな音像、そしてなんかポップになるんだよね。このバンドも正直もともと垢抜けないバンドだったんじゃないかと思うんだけれど、楽器と分厚いコーラスの音ヌケが良いから、すごく気持ちよく聴けてしまう。そして流石と言うべきか、A面ラスト、”Banana High Noon”の長尺ギターソロにおけるシンバルの音とか、B面ラスト7分及ぶ”Medicine Man”のドラム・ソロとか、どう考えても狂喜の如きミックスでしょう。後半はブレイクビーツか、っていうレベルでして。アクースティック・ギターが入った曲なんかも、ビックリするぐらいのクリアな音。キース・オルセン好き(いるのか?)なら是非聴く価値有りだと思う。2分という短さながらポップで耳に残ったA-2”Like We Were Before ”はシングルが切られたみたい。B-4”Meatgrinder”なんて曲もハードなロック・サウンドに全編加わるコーラスがCSNっぽさもあって。



このアルバムにおけるカート・ベッチャーの役割は正直よく判らない。この手のバンドにしては分厚いコーラス・アレンジが彼によるものなのか(クレジットはないけれど)、単にプロダクション・クレジットとして載っかっているのか、それとも近年のASKA騒動みたいなことが文化的に起こりえなかった有る意味異常な60年代アメリカにおいて、スタジオにヤクでも持ち込んだのか…詳しいことは言えないので、ワカリマセン。



なんでもミッキー・ルーニー・ジュニアは今年4月に93歳で大往生した、俳優ミッキー・ルーニーティファニーで朝食をにも脇役で出演!)の息子。ちょっと調べてみたら、プレイボーイ誌の今月のプレイメイトに選ばれた女性と結婚したんだとか。カリフォルニアにあるがちな2世バンドというわけ。