/ my time in the desert ( Longhouse Records / 2007 )
大好きなウェンディ・ウォルドマンなのだけれど、カーラ・ボノフやアンドリュー・ゴールド、ケニー・エドワーズ(リンダ・ロンシュタットのバックを務めたストーン・ポニーズの創設メンバー)と結成したブリンドルの2枚の再結成盤以降追いかけていなかった。本当に不謹慎なハナシなのだけれど、なぜかお亡くなりになったと思いこんでいたから(ファンの方すみません)…お亡くなりになったのはブリンドルのメンバー、アンドリューとケニーなのだった。
ウェンディのホームページを探したら、近年もアルバムをリリースしていると判り、とても嬉しかった!早速注文したところ、ウェンディの丁寧なサインが入った自主盤風CD-R(裏ジャケ無し)が届いた。なんだかほっこりとする。
http://www.wendywaldman.com/store.html
ビルボード首位に届いたヴァネッサ・ウィリアムスへの提供曲”Save The Best For Last”(フィフス・アヴェニュー・バンド出身のジョン・リンド、そしてフィル・ゴールドストンとの共作)とニッティ・グリッティ・ダート・バンドのヒット曲”Fishin’ In The Dark”(ジム・フォトグロとの共作) の自演版が入っていたのが買おうと思ったキッカケ。近年はポップ・カントリー畑の曲提供が多いから、そうしたタッチを想像したけれど、やはり間違いない。カントリーといってもベッタリした感じはなく、ブリンドルの再結成作に近いSSWノリの曲も多くて。”Save The Best For Last”は、ネット上で出回っているピアノ弾き語りのデモ・ヴァージョンとはまた違うテイクでピアノとアコギで歌われる。聴いていると時が止まる瞬間がある。