いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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[NEW!!]極北ラジオ石浦昌之の「哲学するタネ」が書籍化されました。 『哲学するタネ【東洋思想編】――高校倫理が教える70章』(石浦昌之 著)2018年9月発売!! ●石浦昌之著 ●定価:本体2500円+税 ●A5判(並製)384頁
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【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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 Herbie Mann

markrock2012-05-02

/ Glory Of Love ( A&M / 1972 )


最近ヤフオクで買ったサブ・ウーファーがなかなか良い。ヤマハの安いもの(YST-FSW100)で、中古2500円くらいだったけれど、そこまで低音が出過ぎることもなくゴキゲンなレベルかな。CD再生のアンプもヤマハだから相性は悪くないのか。


最近オーディオなんて誰も関心ないのか、それとも好きな人が買いまくって、買いすぎて、売りまくってるのか、アンプにしても中古じゃ激安ですな。たぶん2、3万もあれば、それこそ20万相当くらいのセットを作れるでしょう。YouTube再生するにしても迫力出ますよ。


さて、昨日は忌野清志郎の命日で。正直3年経つけれど、いまだにマトモにその事実を直視できない。チャボさんの追悼ライブのDVDだって2度くらい観たけれど余りにも辛くてもう観られないし。なんなんだろう。日本でロックを体現できた希有な人材だったからな。以後追悼ライブに顔出してくる人々を見ても、すいません、ロックって感じが全然しないんだよね。ソウルやブルーズってな黒いルーツがあるかないかのハナシなんだけど、真の意味で日本にロックは根付かなかったということかもしれない。このままじゃ、ロックは、ってか大好きだった音楽が死にゆく危機?!


最近こんな恐怖心で絶望することが2度3度じゃなくなってきていて。そんな風に音楽の危機を覚える度に、中古レコード屋に行くんだな。レコードを探す人を見てると安心する。捨てたもんじゃないな、ってね。今も昔もわざわざレコード探しに来る人って相当の音楽好きのはずだから。ってかYouTube時代に入って手軽に膨大な情報が手に入るようになって、人々の全能感は高まるばかりだけれど、実は言うほど知識が増えているわけではなくて、むしろ視野狭窄を引き起こしちゃってる感じがしなくもない。そんなリスナーの貧困化に手を差し伸べるのは−ナイーブな意見ではあるけれど−音楽愛しかないっすね。これは伝染病だから!


ってことで、今日は余り漁られていないポピュラー・ジャズの棚で収穫が。取り上げたのはクリード・テイラーCTI盤。A面にR&Bテイストのヒットが入っているのが面白い。清志郎レスペクトってところではサム&デイブ”Hold On, I’m Comin’”とか、レイ・チャールズの”Unchain My Heart”、アニマルズ・ヴァージョンが有名な”House Of The Rising Sun”、ボックス・トップスの”The Letter”(コレは良かった!)だとか。なんとも熱っぽいけれどクールなハービー・マンのフルートが、ジャズとも言えぬイージー・リスニングサウンドを響かせる。


他にもフォー・フレッシュメン盤とか、ボビー・スコット『Joyful Noises』のオリジナル盤が300円くらいであったのも驚きだったし、ジャズ・ピアニスト、アール・ハインズのサイン入り『Up To Date With』盤、尾崎紀世彦のシカゴやキャロル・キングの豪快なカバーが入った『Album No.5』なんても拾ってみた。