いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

f:id:markrock:20190212213710j:image
いしうらまさゆき へのお便り、ライブ・原稿のご依頼等はこちらへ↓
markfolky@yahoo.co.jp

[NEW!!]2022年2月24日発売、ビッグ・ボッパー『シャンティリー・レース』、フィル・フィリップス『シー・オブ・ラブ:ベスト・オブ・アーリー・イヤーズ』、チャド・アンド・ジェレミー『遠くの海岸 + キャベツと王様』の3枚のライナーノーツ寄稿しました。
購入はココをクリック
f:id:markrock:20230129183945j:image
[NEW!!]2022年12月23日発売、バディ・ホリー・アンド・ザ・クリケッツ 『ザ・バディ・ホリー・ストーリー』(オールデイズレコード)のライナーノーツ寄稿しました。
購入はココをクリック
f:id:markrock:20221230235618j:image

TOO MUCH

markrock2010-12-27

/ Same ( Black Rose Records / 1971 )


コレがCD化されていたとは知らなかった。ニューロック時代の隠れ名盤。なんだかんだメンバーの後の活動で目立ったモノがないからか、余り大きく取り上げられることもないけれど、フラワー・トラベリン・バンドなんかと完成度に差を感じない、構成美に特色のあるハード・ロック。英語詩だし、海外(ドイツ)でCD化されたというのも判る。水谷公生の盤だとか、フード・ブレインとか、ジャップロックサンプラーじゃないけれど、ファズ入りのインストとか、FTBみたいな英語詩のものは海外の評価がダントツで高い。でも、長編”Song For My Lady (Now I Found)”は別格として、プログレっていうほどにも感じられなかったなぁ。そんなに聴いてて疲れる音じゃない。


メンバーはリード・ボーカルがジュニ・ラッシュ(ジュニオ・ナカハラ)、ギターが小川勉、ドラムス&パーカッションが小林秀弥、ベースが青木正行という布陣。ジュニはジプシーブラッドのメンバーとしても知られる司英一が在籍していたヘルプフル・ソウルのメンバーだった。青木は外道のベーシストとして知られている所だろう。


先ほども書いた”Song For My Lady (Now I Found)”は富田勲がストリングス・アレンジを付けている。なにげなくディランの”I Shall Be Released”(I Shall Be Release)と表記されているが…)が入ってきて、このカバーといえばディラン2の日本語カバーが有名だけれど、こちらも実にソウルフルでビターな歌声に聴き惚れてしまった。


盤起こしとかじゃなくて、ちゃんとリマスターされたような音なのでご心配なく。LPは正直見たこと無いけど、高いんだろうな。


村八分の加藤義明のライブなんかで、メンバーの小川ツトムが共演してるみたい。うーむ、中央線界隈でやってるみたいだから、こいつは行ってみようかな。