いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

f:id:markrock:20190212213710j:image
いしうらまさゆき へのお便り、ライブ・原稿のご依頼等はこちらへ↓
markfolky@yahoo.co.jp

[NEW!!]2022年2月24日発売、ビッグ・ボッパー『シャンティリー・レース』、フィル・フィリップス『シー・オブ・ラブ:ベスト・オブ・アーリー・イヤーズ』、チャド・アンド・ジェレミー『遠くの海岸 + キャベツと王様』の3枚のライナーノーツ寄稿しました。
購入はココをクリック
f:id:markrock:20230129183945j:image
[NEW!!]2022年12月23日発売、バディ・ホリー・アンド・ザ・クリケッツ 『ザ・バディ・ホリー・ストーリー』(オールデイズレコード)のライナーノーツ寄稿しました。
購入はココをクリック
f:id:markrock:20221230235618j:image

 田代ともや 

markrock2010-08-15

/ The World To Change ( GU RECORDS / 2009 )


毎日暑いですがいかがお過ごしでしょう。昨日今日と、吉祥寺の音楽イベント“きちじょうじのなつやすみ”に参戦。今日は午後イチに泉谷しげる加奈崎芳太郎。個人的には中学生の時に初めて行ったライブが泉谷ということで思い出深い。さらに、高校時代に出会い、その後ライブに通い詰めた加奈崎芳太郎との顔合わせということで、キヨシロー本もあったけれど、やはりライブは格別。加奈崎セットは古井戸しばりということで、”750円のブルース”、”ちどり足”、”ポスターカラー”、”いつか笑える日まで”、”花言葉”や”ひなまつり”もあり、和久井バンドも加わった”何とかなれ”で締めくくるという涙モノのステージ。いやはや全く変わらないテンションと歌声に圧倒された。泉谷しげるもこの暑さでぶっ通しで出ていて凄いよ!!このバイタリティは、私のような若輩者は学ぶべきモノが多いです… 終演後は、10年前の武蔵野加奈崎ライブのスタッフをした際にお世話になった方々や飛車角のお二人とも再会できて、嬉しかったなあ。



さらに嬉しい出会いが。なぎらけんいちプロデュースの名盤『今、この時から…』http://d.hatena.ne.jp/markrock/20100503)で知られるフォーク歌手田代ともやのライブもありまして。このレコードを以前から聴いていたもので、もしや?と思い終演後確かめたところ、間違いなくホンモノ(失礼!)とお会いできました。なんでも現在FMのパーソナリティ、フォーク歌手をされながら、アフガンの農業支援・カンボジアでの井戸掘り活動を行う「アジアの子どもたちに美味しいものをごちそうする会」(http://www2.tbb.t-com.ne.jp/smiles/)を結成しているそうで、CDも募金を含んだ価格になっていて。その社会性にも心を打たれてしまった。今日のステージには賛同する斉藤哲夫も駆け付けていて。


田代ともやのステージだが、元はちみつぱいの渡辺勝とレゲエ・バンドを組んでいたこともあったというのも解る、レゲエ・ビートに乗せた歌声は実にのびやかで、迫力があった!今年リリースされた『The World To Change』はワールド・ミュージック的なサウンド・メイキングから、ややもすると遠くなりがちな地球を近く意識させられる佳盤。渡辺勝も参加していて、関心を寄せている2国を歌う”アフガンの大地””カンボジア”、ごきげんなレゲエ”ホンジャマ ジャマイカ”、名曲”ヨコハマ・ベイブリッジ”などを収録している。


音楽で世界を変えたいと思っている人は沢山いるだろう。もちろん音楽はある人の人生を変えることだってあって、それはそれで素晴らしい事なんだけれど、世界とまで温かくじっくりと向い合おうというのは、なかなか難しい。自分から積極的に行動しなければどうにも出来ないことなのだ。当たり前のことだけれど、それを実行している田代さんの活動に大変感動してしまったのだ。


ファーストアルバムのお話しをしていたら、70年代後半からの未発表音源集『ベストセレクション 過去と未来との遭遇』を頂戴してしまった。必ずやこちらのブログで紹介させていただきます!