いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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 Troy Seals

markrock2009-12-29

/ Now Presenting ( Atlantic SD 7281 / 1973 )


トロイ・シールズの1枚目のソロ。アトランティックからのリリース。本作の後コロンビアから1976年に『Troy Seals』も出している。で、このファーストは今年e-bayでシールド盤を入手できた。ダン・ペンやドニー・フリッツ、メンター・ウィリアムスなんかと重なるスワンピーでカントリー・ソウルな音楽性。ウェイロン・ジェニングス、エルヴィス・プレスリー、ロイ・オービスン、ドビー・グレイ、チャーリー・リッチ、サミー・スミスらが彼の曲をレコーディングしており、ライターとして著名な人物だが、自演盤もあるのだ。


特にこの盤はドニー・フリッツと共作したA-4”We Had It All”が収録されていて見逃せない。アコギに弦とスティールギターを被せただけのシンプルなバッキングに、かみしめるようなボーカルが載る。”You were the best thing in my life. I recall, you and me , we had it all.”戻らないときを慈しむ様な唄。ドン・グッドマンと共作したほんのりとしたバラードA-2”Talkin’ With My Lady”(コーラスにジョーダネイヤーズ)なんかもグッと来た。


ジー・ヤング、ボビー・トンプソン、デヴィッド・ブリッグス、チャーリー・マッコイといったナッシュビルのセッションメンが参加。プロデュースとアレンジはデヴィッド・ブリッグスだ。


ちなみにシールズ一家というと、いとこにダン・シールズ(イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー)、さらにジム・シールズ(シールズ&クロフツ)、ブレイディ・シールズ(リトル・テキサス)、チャック・シールズ、エディ・シールズ、ジョニー・ダンカンなど色々いる。