いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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Huey Lewis & The News

markrock2009-10-12

/ Plan B ( Silvertone / 2001 )


何を隠そう(別に秘密にしてませんが…)ヒューイ・ルイスが大好きで。一番好きな映画『Back To The Future』の主題歌を歌っていたからか、良かった時代の快活な亜米利加の匂いがプンプンするからか知りませんが。YouTube見ても近年のヒューイの活躍を確認しちゃったり。と言うのも2006年の25周年ライブ『Live at 25』以来ちょっと心配になっていて。流石にベテランでらっしゃいますから、爆発的なシャウトが声を潜めてしまったようにも思えるのだ。


ヒューイ・ルイス、知ってる人は知ってると思うけど、イギリスのパブ・ロック・シーンで認められた人。ヒューイと共に、後にドゥービーズに加入するジョン・マクフィーやニュースのショーン・ホッパーがメンバーだったCloverがニック・ロウらに目を付けられて、エルヴィス・コステロのデビュー盤のバックバンドに選ばれたというわけ。ヒューイのボーカルも聴けるCloverの『Unavailable』(1977)はカナリの好盤。


で、2001年のいまんとこの新作『Plan B』はゴキゲンなパブロック・サウンドが復活した作で。こんなんをチッチャイ箱でビール片手に聴けたら最高だなと。同じ原点回帰でも1994年の前作『Four Chords & Several Years Ago』は渋すぎたと思ったのか、幾分かリズム&ブルーズの甘さも交えていて。オルガンのイントロに始まるM-1”We’re Not Here For A Long Time (We’re Here For A Good Time)”から踊りだしたくなる音。泣きのソウル・メロがマジでカッコイイ。ワイノナとデュエットしたコンテンポラリー・カントリー・タッチのバラードM-5”I’m Not In Love Yet”もあって、胸が締め付けられる。そして、ニック・ロウへのデディケイションを込めたものなのか、ロックパイルのM-4”When I Write A Book”もさりげなくカバーされていて。今のニックにコレを望めないだけに、もう最高!! フィフティーズ・シックスティーズ回帰の時代だったエイティーズに復権したサックス入りバンド。また出てこないかな。