いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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Vol.1 Martin M-36

markrock2009-06-09




唐突ながら、「楽器紹介」なんてのもやっていこうかと。ギターなんぞも中2で始めてから15、6年も経つわけで、その間出入りは色々あったのだけれど。想ひ出を交えつつ。


ちなみに「初めてのギター」はYAMAHA FG-151。日本人の手に馴染むスケールのFGは未だにミュージシャンに愛用者が多い。コレをおじさんから譲り受けたのが全ての始まりだった。弦を張りたての時はなかなか軽やかに鳴ってくれるギター。ナッシュビル・チューニング用としても愛用していたのだが、残念ながら実家にあるため、こちらはまた今度。


さて、Martin M-36である。シリアルは540125。1994年製だったと記憶している。購入は1999年〜2000年頃だろうか。御茶ノ水の下倉楽器にて。レコーディングのイロハ、さらにはギター・ソロの弾き方を伝授してくれた友人と一緒に試奏しまくったのが懐かしい。低音が出るわ出るわ、で。以来、レコーディングでもライブでも何をするにせよ、コレ。一生モノの愛器ナリ。買ってすぐ、「モーリス・フォーク・ビレッジ Vol.22」に出場したのだが、「Be・Point賞」なんてのを貰ったのはマーティンの力だろう。『ロッキンf』なる雑誌に“本格派フォークシンガー”などと書かれて調子に乗った自分を恥じる。しかしこの時特別賞だった新宿フォークはその後メジャーデビューしたんだが、出来レースだったな。

さて、それでMartin M-36である。マイク乗りはもう、抜群。トリプル・オーに思えるサイズだが、胴がわずかにふくよかで、ドレッドノートの迫力を兼ね備えている、というのが売り。D-35のごとく、ローズウッドのスリー・ピース・バックになっている。トップはもちろんスプルース。普段は半音下げでチューニングしており、ギターもそのテンションに慣れてしまっている。ストラップピンはネックの付け根に自分でギコギコ付けたが、怖いもの知らずだったと今にして思う。


繊細なアルペジオでも、破壊力のあるストロークでも、ブレずに鳴ってくれる。ソロは粒立ちが良く、実に甘くウェットな音。しかししかし数年前、しばらく放置していて、久々に弾いたところ、落としてしまい…パカーン!と側板に、板がずれるほどの大きなクラックが。。これで音は完全に変わりました。マーティンと思えぬ籠もり具合になってしまい。色々リペアショップを回ったのだが、見積もりでは5万近い修理代を求められ…ほとんど諦めかけていたのだけれど、救世主登場!原宿の松下工房さん。ナント1万で完全に接着させてくれた!!ホントに素晴らしい腕と値段を誇る名店!!多謝!!


その後ネックの反りからか、フレット音痴にもなってしまい、すり合せなどリペアにも出している現状。でも、今年になってまた弾き出したら音が良くなって来ていて。第二の旬が来たのかも。弦は巻弦に極薄コーティングを施したエリクサー・ナノウェブ・フォスファーブロンズ(カスタムライト)。それまではタカミネのフォスファーの安い音が好きだったが、エラク長い持ちをとっても、柔らかいテンションをとっても、自分好み。今の所3ヶ月は張りたての煌びやかさを維持。弦に引っ掛かりが無いのでソロも弾き易く、最高です。


↓「うず」イラスト。コレでTVにも出たはず。「うず」の相方が書いたもの。コレだけは剥がせない。