いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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Paul Williams

markrock2008-05-24

/ …And Crazy For Loving You ( Paid 8000 / 1981 )


ポール・ウィリアムスのナッシュビル録音、1981年の作。大分前からずっと探していたのだが、なぜか見つからなかった盤。オークションで800円で入手。ポール本人からすると、ドラッグ禍に悩んだ時期の駄作として思い出したくもない作品である模様。しばらく前にCD化されたポートレイトからの『A Little On The Windy Side』はアナログでよく見かけるけれども、それ以上に見つからないと言うのは、殆んど出回らなかったからか。


さて中身はというと、自作曲はなく、ポールが好むカントリーの名曲をえんえん歌っている。裏ジャケの通り、彼のお気に入りのジュークボックスってな感じ。やっぱりいい出来なのは冒頭A-1”Crazy”。近年では”Rainbow Connection”で共演を果たしているウィリー・ネルスンの代表曲。ウィリーとポール、噛み締める歌声が似ている。全体的に割と地味な仕上がりだけど、癒される。その他ではルーヴィン・ブラザーズのA-5”When I Stop Dreaming”とか。ジム・リーヴスのB-2”Oh How I Miss You Tonight”やパッツィ・クラインのB-3”I Fall To Pieces”も良かった。ラストはB-6”I Really Don’t Want To Know”。今月8日に亡くなったエディ・アーノルドの代表作。日本では菅原洋一がヒットさせた(“知りたくないの”)ことでお馴染み。