/ Save The Dancer ( Ariola SW50031 / 1978 )
新年早々癒されたい休日。取り合えずジーン・コットンを手にとって。
この盤はスティーブ・ギブソンのプロデュースでパーカー・マッギーや全盛期のイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーの色。あくまでこの音が個人的に好み。ほんと癒されます。
ジーンの作品もなかなかだが、外部ライターの作品に目が行ってしまう。冒頭爽やかなA-1”Before My Hearts Finds Out”はアン・マレーの”You Needed Me”やTOTOの”I’ll Be Over You”を作ったランディ・グッドラムの作。彼はクリントン大統領の同窓生らしいです。まあそれはどうでもいいが。A-2”You’re Part Of Me”はキム・カーンズの作で、そのキム嬢と温かくデュエット。A-3”Goin’ Through The Motions Of Love”はプロデュースしたスティーブ・ギブソンとパーカー・マッギーの共作。”I’d Really Love To See You Tonight”を作ったパーカーならではの切ないメロはここでも聴ける。
さらにB面にはジノ・クニコのアリスタ盤に収録されていた好バラードB-2”She’s Sweet, She’s Somebody”のカバーが。バラードでは王道を歩むリチャード・カー&ジョン・ベティスのコンビ作B-5”As Long As There’s Laughter”もなかなか。ウォルター・イーガンのB-1”Only The Lucky”ってのもあった。