/ Volume1 –Elloree (Waner WS1922 / 1971)
カントリー・ブルーズの作曲家としては大御所の部類に入るJohn D. Loudermilk。70年代初頭のこの自演盤はやはり忘れられない盤。全編自身のハーモニカ、そしてまろやかなガットギター!で、鄙びた田舎の風情をブルージーに弾き語る。とにかく気になるのがヒット曲の自演。A-6 “Tabacco Road”はナッシュビル・ティーンズ初め相当のカバーがあるブルーズロッククラシック。ここではブルーズマン風情で渋くキメる。かなりカッコイイ。B-1”The Lament of the Cherokee Reservation Indian”はPaul Revere & the Raidersがヒットさせたもの。同じくナッシュビル・ティーンズの”Google Eye”はA面の4曲目。George Hamilton IV世のA-3 "Abilene"もなかなかハモニカの音色がよろしいカントリーブルーズ。そういえばEverly Brothersの”Ebony Eyes”もこの人の作。