いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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【書評掲載】
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『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
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Mike Brewer

markrock2007-01-14

/ Beauty Lies ( Warner 23815-1 / 1983 )


ブリューワー&シップリーの片割れ、マイク・ブリューワーのソロ。全編をバックアップしているのは当時飛ぶ鳥を落とす勢いがあったダン・フォーゲルバーグ。レーベルはダンのフル・ムーン。全盛期のダン・フォーゲルバーグの傀儡かと思うほど音も曲調も同質。カラッとしてはいない適度な湿り気と迫り来る叙情。


冒頭A-1”Without Love”。”Be My baby”なビートに情熱的なダンのギターとジョー・ララのパーカッションが絡み、そこにコーラスがくっついてくる。後期イーグルスに聴けるウェストコーストサウンドそのもの。B-1と共にシングルが切られた。ミディアムバラードA-2”Any Day Now”や切ないバラード、ロジャー・クック作のA-3”Love’s Endless War”はなかなかのもの。前者はベースにノバート・パットナム。自作タイトル曲A-4”Beauty Lies”はほんのりソウル風味も。トム・スコットのサックスソロがいい感じ。A-5”Empty Handed, Broken Hearted”はダンのバックでキーボードを弾いていたマイク・ハンナの作でこれはR&B調の凡曲。B-1”Love In Time”はダンの作、軽快なウェストコーストロック。サビはオールディでメロディアス。ここではジョー・ヴァイタールがドラムスを務める。さらにB-2”Sunset Woman”はケニー・ロギンスの従兄弟であるデイブ・ロギンスの作。リラックスしたムード。ラス・カンケルがパーカッション参加。B-3”Tied To The Wings Of An Angel”はアップなブルーズ。アコギとバンジョーのフォーキーなラスト、これが一番好みなのだが、ここではJ.D.サウザーリンダ・ロンシュタットがハーモニーをつけている。B&Sも髣髴とさせ、沁みます。アル・パーキンスのペダル・スティールも。


2枚目のソロアルバムは昨年リリースの『Retro Man』。正直言って、未聴! ブリューワー&シップリーはまだまだ活動中。1993年作『Shanghai』よりMake My Bed( http://www.brewerandshipley.com/Music/Make%20My%20Bed.mp3 )、1997年作HeartlandよりScarlett’s Mountain( http://www.brewerandshipley.com/Music/Scarlett's%20Mountain.mp3 )の2曲を。後者はアコギの音が良い。