いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

f:id:markrock:20190212213710j:image
いしうらまさゆき へのお便り、ライブ・原稿のご依頼等はこちらへ↓
markfolky@yahoo.co.jp

f:id:markrock:20190212212337j:image
[NEW!!]極北ラジオ石浦昌之の「哲学するタネ」が書籍化されました。 『哲学するタネ【東洋思想編】――高校倫理が教える70章』(石浦昌之 著)2018年9月発売!! ●石浦昌之著 ●定価:本体2500円+税 ●A5判(並製)384頁
詳細はココをクリック
注文はココをクリック

【書評掲載】
『情況』2018年秋号 田中里尚(文化学園大学准教授)「教えられぬことこそ語り続けなければならない―石浦昌之の実践について―」
『日本教育新聞』2019年3月18日 都筑 学(中央大学教授)「先哲から学ぶ人生の知恵」
ココをクリック

本日の1枚

網倉一也 / Listen To My Love Songs (フィリップス / 1978)

歌謡フォークとAORの絶妙なブレンド感覚は、アメリカならカントリー歌手が演ったプリAORみたいな。網倉一也のファースト『Listen To My Love Songs』。アルバムにも収録されているシングル「Good-Bye横須賀/レモン・プリンセス」のシングル盤を先日手に入れ…

Mike Love / Unleash The Love (BMG / 2017)

もう春!であって夏ではないけれど、ビーチ・ボーイズのマイク・ラブのソロ・アルバムが昨年リリースされた。注文したのは昨年だったけれど、LPの入荷が遅れたのか、届いたのは先月くらいだったような。ゲイトフォールドのLP2枚組でダウンロードカードはなか…

DEJA VU / Song For Everyone (Capitol / 1976)

前回ジミー・イエナーを取り上げて思い出したのだけれど、最近DEJA VUというカナダのバンドのキャピトルにおける唯一作を入手したのだった。エグゼクティブ・プロデュースがジミー・イエナー。このバンド名を聴いて直感的にCSN&Yを思い浮かべてしまった。198…

The Chambers Brothers / Unbonded ( Avco /1973 )

チェンバース・ブラザーズというと1968年のヒット、”Time Has Come Today”のイメージ。サイケデリック・エラの空気を吸って、白人音楽であるロックと黒人音楽であるソウルをミクスチャーして。プロデュースはデヴィッド・ルービンソン。その時代、コロンビア…

なぎらけんいち / 春歌 (kaleidoscope / 1974)

先日、私のブログのコメント欄をふと見てみたら、なんと、なぎら健壱さんご本人らしき方から書き込みが。2010年に書いたライブ評と、元・歌のおにいさん、坂田修さんとのフォークマン・ブラザーズを取り上げたページだった(http://d.hatena.ne.jp/markrock/…

Clover / Same (Fantasy/ 1970)

ドゥービーズのジョン・マクフィー、そしてヒューイ・ルイスやアレックス・コールが在籍したクローヴァーのファースト。長いこと2in1のCDで聴いていたから、オリジナルを買うというアタマがなかったけれど、久々に行った渋谷レコファンで1000円もしなかった…

及川恒平 / Live in Jean Jean(ライブ・イン・ジャンジャン)(polydor / 1976)

気付いたらブログのアクセスが100万を超えていた。私の人生で興味を失うことなく続けられているのは音楽を聴くことだけ。そんなこんなで始めたブログだけれど、思いのほか色んな音楽ファンの方に目にして頂いているようで、一時はやめようと思ったりもしたけ…

克美しげる / 霧の中のジョニー(東芝 / 1960)

“霧の中のジョニー”といえば、ジョン・レイトン1961年の大ヒット曲”Johnny Remember Me”。フィル・スペクターとも並び称されるポップス狂ジョー・ミークのプロデュース。スペクターやミークのフォロワーである大滝詠一が”さらばシベリア鉄道”としてほぼ引用…

Boys Town Gang / Disc Charge (Moby Dick Records /1981 )

ボーイズ・タウン・ギャングといえば、何といっても” Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)”のディスコ版。フランキー・ヴァリの本家よりももしかすると、テレビなどで使われることは多いのかもしれない。60年代ポップスを80年代風にアップデート…

OASIS (Linda Hennrick & Tomio Terada) / Same( Bourbon Records / 1982)

先日引越しに伴って、何気なくアナログ・ターンテーブルのピッチや回転数の点検をしたところ、かなりズレていて驚いた。これまで全く気付いていなかったという。いい加減なもんです(笑)。確かめてみたところ、CDは流石ですね。まったく狂いがない、って当…

Glen Campbell / Christmas with Glen Campbell ( Delta Music / 1995 )

またしても久々の更新ですが。というのも、引越しをしておりまして、それどころではなかったという。引越し屋さんに頼まず、自力でやろうと思ったんですが、休みの日に少しずつ…と気が付けば1ヶ月かかってしまいました。特にタイヘンだったのが、レコ狂いの…

Pastors / Same ( Alithia / 1973 )

ソフトロックの有名盤とは言い難いけれど、かなり洗練された完成度の高い盤。楽曲、アレンジ、歌唱が揃えばこのクオリティになるけれど、それに加えてLPの音が音圧高めで熱い音なのがなおよい。この3人組の男性ボーカル・トリオ、パスターズだけれど、ジャケ…

A Tribute To Dan Folgelberg(Full Moon / 2017 )

気付けば今年もあと2ヶ月を切りまして…何とも早い。11月はじめは私がパーソナリティを務める明月堂書店プレゼンツ、極北ラジオ「石浦昌之の哲学するタネ」第2回の放送がありました。弾き語りコーナーなど音楽も満載の哲学トーク45分、今後の放送・アーカイ…

うみつき / グレープフルーツ(2017)

僕の4枚のアルバムジャケットを作ってくれたダニエル・クオン君(noi kwon−「ノイ・クオン」と名前を変えているけれど…)、今回はデュオ「うみつき」名義で日本語による楽曲をリリース。故・遠藤賢司に捧げた「グレープフルーツ」は初期松本隆を思わせる出色…

Colours / Same(Dot Records / 1968)

さて、今日は60年代後半の超良質なサイケデリック・ポップの名盤を。大好きなColoursのファースト『Colours』。Coloursはデレク&ザ・ドミノスのカール・レイドルがいた…と語られることが多いのだけれど、その中心はゲイリー・モンゴメリー&ジャック・ダル…

仲井戸麗市 / 雨あがりの夜空に(Mastard Records / 2017)

先日告知いたしました、不肖私がパーソナリティを務める明月堂書店プレゼンツ、極北ラジオの新番組「石浦昌之の哲学するタネ」ですが、リアルタイムで300人を超える方にお聞き頂くことができました。お便りも沢山頂き、本当にありがたい限りです…弾き語りコ…

Stills & Collins『Everybody Knows』 (Wildflower Records / 2017)

とうとう出ました。スティーヴン・スティルスとかつての恋人「青い眼のジュディ」ことジュディ・コリンズとの共演盤、Stills & Collinsの『Everybody Knows』(https://www.stephenstillsjudycollins.com/)。驚くほど素晴らしい出来でした。初期スティルス…

George Deffet / No Guts…No Glory! (GRR Music GRR-LP-2005 / 1978)

昨日グレン・キャンベルのことを書いた後、棚を見ていたら見つかった盤。すっかり存在を忘れていた。グレン(歌手)、ジミー・ウェッブ(作曲家)とアル・デ・ローリー(編曲家)というのが、いわば坂本九における六・八・九コンビ(永六輔・中村八大)みたい…

Steve Addiss・Bill Crofut / Such Interesting People(Verve / 1963)

一時期サイモン&ガーファンクル(S&G)ブレイク後に雨後の筍のように登場した男性デュオばかりを集めていた。段ボール何箱分かくらい「何とか&何とか」っていうレコードがあるんですが、アディス&クロウフット(Addiss And Crofut)ってのもその一つ。196…

Livingston Taylor / Safe Home(Chesky / 2017)

今年の3月リリースでしたか。買おう買おうと思いつつ、気付けば6月も終わりになって。2000年代に入ってからの作品はWhistling Dog MusicとCheskyからリリースされているけれど、今回はジャズのCheskyから。1993年の『Good Friends』や1997年の『Ink』もChesk…

Shaun Harris / Same(Capitol / 1973)

フリート・フォクシーズの新作を聴いていたら、なんだか無性に聴きたくなってきたのがハーツ&フラワーズの1968年のキャピトル盤『Of Horses, Kids, and Forgotten Women』(ラリー・マレイ、デイヴ・ドーソン、そしてバーニー・リードン!)とショーン・ハ…

Gus Cannon / Walk Right In (Stax / 1963)

懸案だった部屋の掃除を少しずつやりながら(レコードと本で動けなくなっていた)、ガス・キャノンのスタックス盤『Walk Right In』を聴いている。ガス・キャノンといえばフォーク・リヴァヴァル期にこぞって演じられた”Walk Right In” (エリック・ダーリン…

スティーヴ・タイレルとバリー・マン

気付けば6月に入りまして。哲学本作りに殆どの時間を注力している日々。締め切りも延びているから頑張らないといけない。日本・西洋・東洋と基本文献はほぼ網羅したいと思ったので原典を一から読んでいるけれど、ものすごく時間がかかる。とりわけ自分の得意…

ジェフ「スカンク」バクスター在籍のバンド、アルティメット・スピナッチ。

スティーリー・ダンからドゥービー・ブラザーズを渡り歩いたジェフ・バクスター。ギター上手過ぎですね。ブルースをベースにしたアメリカ的なギター・スタイルは個人的にはドツボです。初期スティーリー・ダンのReelin’ In The Yearsでデニー・ダイアスとユ…

イーグルスのファーストを。

先日JDサウザーを聴いていたら、イーグルスのファーストを思い出した。JDと一緒にデュオ、ロングブランチ・ペニーホイッスルを組んでいたグレン・フライは大きな野望をもっていて、最高のメンバーを集めて世界一のバンドを作る、と公言していたらしい。昨年…

David Crosby / Lighthouse (GroundUP Music /2016 )

うわあ!これは最高傑作!!毎回そう思うけれど、今度は段違い。息を飲んでしまった。もう聴きましたか?昨年2016年10月にリリースされたデヴィッド・クロスビー(http://www.davidcrosby.com/)の新作ソロアルバム『Lighthouse』。発売前から注文した輸入LP…

Steve Porcaro / Someday/Somehow (Porcara Musica / 2016 )

あけましておめでとうございます。今年も本ブログ、よろしくお願いいたします。 先ほど実家での新年会から帰る途中、スターパインズカフェの前でBUZZの東郷昌和さんを発見!なんと今日は杉真理さんの杉まつりに出演されていたんだとか。驚きました。わざわざ…

Frankie Valli / ‘Tis the Seasons (Rhino / 2016 )

一足早く、クリスマスの気分に。フランキー・ヴァリの新作ホリデイ・アルバム『‘Tis the Seasons』を。「クリスマスの季節がやって来た!」ってなタイトルだけれど、もちろんフォー・「シーズン」ズを掛けている。新作アルバムとしては2007年の『Romancing t…

マギー・メイ〜実川俊晴のポップ・センス

クリンク・レコードからマギー・メイの『12時のむこうに〜アンソロジー 1969−1975』が出ている。今までどうして出なかったのかなと思うくらいの仕上がり。アルフィーの坂崎幸之助が『坂崎幸之助のJ‐POPスクール』(岩波書店)で推しまくっていたという記憶が…

トニー・ブルーノの2枚。

年末になるとレコード針を替えようかな、と毎年思う。長年愛用しているVestaxのプレイヤーだけれど、Vestax自体が倒産してしまったから、針もなくなってしまって。結局それでも、数年前電気屋さんに聞いたらですね、同じ工場で作った同じ型の針がいろんなメ…